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鈴木亮平、映画祭出品&海外配給決定に歓喜「変態の輪が広がってる」

2016年5月25日 22:47

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世界に広がる「変態仮面」
世界に広がる「変態仮面」

[映画.com ニュース]俳優の鈴木亮平が5月25日、東京・新宿バルト9で行われた、主演映画「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」の公開御礼イベント「アブノーマルナイト」に、共演の清水富美加、原作者のあんど慶周氏とともに登場した。

この日、ファンタジア国際映画祭(カナダ)、プチョン国際ファンタスティック映画祭(韓国)、ニューヨークアジア映画祭(アメリカ)、ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭(スイス)の4つの映画祭への出品決定と、台湾、香港、韓国、シンガポール、フィリピンの配給確定、アメリカ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアからオファーを受けていることが発表された。

これを受け、鈴木は「20カ国以上からオファーが来ていると聞きました。前作はアジアが中心だったが、今回は欧米がたくさん。アジアからだんだん変態の輪が広がってきてる感じはありますね」と手応えを明かす。「福田監督と、海外にうける映画にしたいとずっと言っていた。それが現実になってきつつあるので嬉しい」と笑顔で語った。

一方の清水も、「そんな遠く離れたところまで、世界中に変態がいるという証明ですね。人類=変態みたいな感じじゃないですか! この映画が響かないわけないという証明でもあるわけです。もっと広がれと思います」とユーモアたっぷりに喜びを語る。

さらに、あんど氏が「海外でやるっていうことは、俳優・鈴木亮平が海外でバーンと出るわけじゃないですか。鈴木亮平海外進出も時間の問題ですね」というと、鈴木は「日本にやばい奴いるぞ。あいつなんでもやるぞって(笑)」とノリノリ。清水は、ドイツのテレビ局Tele5で前作の特集を組んだ際大きな反響があり、同局がエミー賞に推薦するも落選したことに触れ「ドイツのテレビ局はだめだったけど、次はアメリカのテレビ局がエミー賞に推薦してまた撃沈してっていう風に、いろんな国が推薦すれば、エミー賞側も『じゃあ賞をあげよう』ってなるかも。そしたら亮平さん変態仮面の格好でレッドカーペットを歩いてください!」と妄想を膨らませる。

冗談交じりに世界進出のプランを練る3人だったが、最後には鈴木が「もしこれが、アカデミー賞の外国語作品賞を取るようなことがあったら。いや、ノミネートでもいいですよ。そしたら、変態仮面の格好でレッドカーペットを歩きます」と宣言し、この日一番の歓声を浴びていた。

あんど氏の人気漫画「究極!!変態仮面」を原作に、女性用パンティを被ると超人的な力を発揮し、変態仮面へと変身する主人公・色丞狂介の活躍を描いた映画「変態仮面」の続編。今作では、世界からパンティが消え、窮地に陥った変態仮面の前に最強の敵が現れる。

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