河北麻友子、白鳥麗子役作りは「デヴィ夫人を意識」
2016年5月25日 19:39

[映画.com ニュース]女優の河北麻友子が5月25日、東京・シネマート新宿で行われた主演作「白鳥麗子でございます! THE MOVIE」の完成披露試写会に、久万真路監督とともに出席した。
鈴木由美子氏の大ヒット漫画を、約20年ぶりに再映像化したテレビドラマの劇場版。鈴木保奈美、松雪泰子が演じてきた強烈なお嬢様役に挑んだ河北は、「昔の作品にひっぱられてしまうと自分らしさが出ないと思うので、意識せずやりました」と新たな白鳥麗子を作り上げた。現場では久万監督とバラエティ番組で共演しているデヴィ夫人の話をしたそうで、「夫人を意識してお芝居をさせていただきました」と明かした。
そして、原作者・鈴木氏から「(河北は)適役だと思いました。実写化を見るのは恥ずかしくて見れなかったけれど、原作とはかなり違ったストーリーだったので楽しめました」とメッセージが届くと、河北は「嬉しいですね! 誰が何を言っても大丈夫!」と感激しきりだった。
恋人・哲也を演じた水野勝ら人気ユニット「BOYS AND MEN」とは初共演で、「和気あいあいと高校生の合宿みたいな感覚で、楽しくやらせていただきました」と笑顔をのぞかせると、久万監督も「和気あいあいとしながらも、お互いの芝居を見てライバル心を燃やして上へ上へという姿で現場に臨んでいるのが印象的でした」と振り返った。
この日、本編に出演した神父が登場し、映画のヒット祈願を行った。しかし、緊張から祈りを忘れた神父が原稿を読みだすと、河北をはじめ会場は爆笑だった。
「白鳥麗子でございます! THE MOVIE」は、6月11日から全国で公開。
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