「ガンダム THE ORIGIN」第4作&ルウム編公開決定!池田秀一&安彦良和総監督が喜びの声
2016年5月21日 19:45

[映画.com ニュース] シャア・アズナブルの過去を描いた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第3作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」が5月21日、全国15スクリーンで公開初日を迎え、安彦良和総監督をはじめ、声優を務めた池田秀一(シャア役)、潘めぐみ(セイラ・マス役)、柿原徹也(ガルマ・ザビ役)、前野智昭(リノ・フェルナンデス役)が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。
同作は、「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインを務めた安彦総監督による漫画をアニメ化。第3作「暁の蜂起」では、ジオン自治共和国の士官学校に入学し、シャアと名乗るようになったキャスバル・レム・ダイクンが、ザビ家の御曹司ガルマと出会い、仇敵でありながら親交を深めていく過程が映しだされる。
久しぶりに若かりし日のシャアに生命を注ぎ込んだ池田は、「今日晴れて、エドワウ・マス(キャスバルの2つ目の名)から、シャア・アズナブルを名乗らせていただきました」とニッコリ。そして、「『ORIGIN』という作品を通じて、シャア・アズナブルという人物と再会できたことを、心より嬉しく思っています」と感慨深げに明かしていた。

さらに「(若手声優の)柿原&前野の同級生を演じた池田さん」と紹介され、客席からは笑い声が漏れた。これを受けた池田は「同級生だよな? な?」と2人に詰め寄り、がっちり握手。続けてアフレコを「2人の若さを頂いて、なんとかしのいでやらせていただきました」と振り返り、「思えばファーストガンダムの劇場版3作をやらせていただいたころ、ちょうど僕も彼らと同じ年代だった。そういうことを思い出しながら、おじさん、頑張ったつもりです」とおどけてみせて場内を喜ばせた。
またこの日、シャア&セイラ編が完結する第4作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」と、シャアが“赤い彗星”の異名を持つきっかけとなったルウム戦役を描く「ルウム編」の上映決定が発表された。「暁の蜂起」の上映終了後に特報映像が公開され、池田は「4章は夏にアフレコし、秋には皆さんにお見せできると思う。予告編の通りララァも出てきますし、モビルスーツにもとうとう乗ります。ワクワクする作品になっています」と期待をあおった。
安彦総監督も、「1章(『青い瞳のキャスバル』)のアバンタイトルで(ルウム編の)画がありますが、画があるからといって作れるほど、業界は甘くない。皆さんの応援のおかげです」と感謝。「大変気持ちが充実しています。いいものをお見せしたい」と意欲をみなぎらせていた。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」は、2週間限定上映。
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