ディケイド設立25周年記念映画「AFTER-PARTY」にプロの役者とスタッフが集結
2016年5月18日 17:00

[映画.com ニュース]様々な日本映画に出演する個性派、演技派俳優の村上淳、山本浩司、三浦誠己、渋川清彦、大西信満、中村優子、渡辺真起子らが所属する事務所ディケイドが、今年で設立25周年を迎えるのを記念し、映画「AFTER-PARTY」を製作するため、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で制作費の支援を募っている(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。目標金額は300万円。
作品は、とある夜のとあるバーで繰り広げられる苦く切ない同窓会を描く、40代の男女8人が織りなす密室群像劇。村上、山本、三浦、渋川、大西、中村、渡辺に加え、松浦祐也、テイ龍進、さらに特別なゲスト出演者、そしてプロのスタッフたちもこの記念すべきオリジナル自主映画に賛同し、集結する。監督は、「ポッキー坂恋物語 かわいいひと」第1話や「MASK DE 41」の村本大志が手がける。脚本は村本監督と狗飼恭子。
村本監督は、「自主制作と言っても色々なレベルがあります。ここで僕たちが試みようとしているのは『大人の自主制作』であり、俳優もスタッフも技術的に優れた人が集まって、あえて、の自主制作で既成の映画作りに捉われない作品です。脚本のルールは会話劇。腕に覚えのある役者たちが『苦い記憶と向き合はなくてはならない或る夜の同窓会で、夢が叶ったとはいえない人々』を演じます」とコメント。
出演の三浦は、「我々は、映画館で映画を観る喜びを大切に思っています。『旧い』かも知れません。『甘い』かも知れません。少し『旧く甘い浪漫』にご協力いただけないでしょうか? 映画に、銀幕に、人生を捧げる俳優の一人としてお願い申し上げます」としている。
なお、劇中テーマ曲「EIMY」を弾くのは大橋トリオで、劇中にも本人役として出演する。音楽はjan and naomi(ヤン・アンド・ナオミ)が手がける。撮影は7月初旬に1週間を予定しており、10月下旬に完成予定。2017年の公開を目指す。ディケイドはこれまでに、新人監督の才能を育てるため、自社製作で「Baumkuchen」(06)、「Playback」(11)を製作している。
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