仮面ライダーアマゾンとマサヒコ少年が40年ぶりに再会!命がけの撮影を振り返る
2016年5月11日 17:00

[映画.com ニュース] 1974年から75年にかけて放送され、ファンに根強い人気を誇る「仮面ライダーアマゾン」のブルーレイBOXの発売が決定し、主人公のアマゾンを演じた岡崎徹と岡村マサヒコ役の松田洋治が作品の魅力を語った。
公の場で2人が顔を合わせるのは約40年ぶりとあって、岡崎は成長した松田に目を細めながら「松田くんは、(役柄の)マサヒコ少年のまま大人になった。(撮影当時は)松田くんを見ているだけでかわいい、それ一色でした。アマゾンがマサヒコ少年に優しいのは地なんです。マサヒコ少年に主役の私も、『仮面ライダーアマゾン』という番組も本当に助けられた。頭を下げるだけじゃ足りないから土下座します」と感謝を述べる。
対する松田は「動物と子役には勝てない。大人になるとわかりますね」と返して笑いを誘い、「子役としての自分と、ほかの子どもたちより先に(作品を)見たり知ったりしている優越感がある、いち視聴者の自分を行ったりきたりしていた。皆さんが大事にしてくれたので、毎日現場に行くのが楽しかった」と振り返った。
当時の思い出として「相当危ないシーンをやらされている」と明かした岡崎は、「富士急ハイランドのジェットコースターのレールを命綱なしで上って、監督からは『なるべく(こちらに向かってくる)ジェットコースターをひきつけた状態で逃げてくれ』と。逃げ損ねたらジェットコースターと心中ですよ。平気でやらされたし、僕もOKしていた。この年になると、信じられない(笑)」「新宿の伊勢丹界隈のビルの屋上での撮影で、スタントマンが小1時間待っても来なかったから、僕がやりました。ビルとビルの間を命綱なしで渡る。落ちたら即死でしたね。今、僕が監督をやっていたならこういうことはやらせない」と驚きのエピソードを披露した。
まさに命がけのアクションが詰まった作品だが、岡崎は「人間が生きていくうえで大切なものを教えているような気がします。そこを汲み取っていただいて、いつまでも愛していただきたい」とストーリーの奥深さに言及する。松田もそれを受けて「話がとても深い。現代にも通じる問題をえぐっていて、(原作者の)石ノ森章太郎先生もそこがとってもお好きだとおっしゃっていたと聞いています。石ノ森先生の考えた設定の深さが、現代のほうが切実な問題として我々の身近にある。CGではない、人間が手で作ったあえての“手作り感”を楽しんでほしい」とアピールした。
「仮面ライダーアマゾン」のブルーレイBOXは、10月5日発売。なお、同作を新たな解釈でよみがえらせた新作「仮面ライダーアマゾンズ」はAmazonプライム・ビデオで配信中。
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