窪田正孝、船越英一郎にゴキブリ嫌いを暴露される
2016年5月7日 17:33
[映画.com ニュース] 人気漫画家・福満しげゆき氏の代表作「生活【完全版】」を実写映画化した「ヒーローマニア 生活」が5月7日、全国154スクリーン(熊本で休館中の1スクリーン含む)で公開初日を迎え、主演の東出昌大をはじめ共演の窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、山崎静代(「南海キャンディーズ」)、メガホンをとった豊島圭介監督が東京・丸の内TOEI1で行われた舞台挨拶に出席した。
船越は、驚異の身体能力を持つ格闘技マニアのニート・土志田を演じた窪田について「世の中の何よりもゴキブリが嫌い。僕らがお弁当を食べているところにゴキブリが出た。叫んだらだーっと出て行ってしばらく帰ってきませんでした」と暴露。これには苦笑いの窪田だったが、「黒いものがずっと動いていましたよね。みんな普通に弁当食ってるから理解できない」と顔面蒼白で語っていた。
また船越は、東出を「見るからにイノセントで朴とつとした純朴な青年」と言いながらも、「ものすごく酒が好き」と素顔を明かす。一方の片岡は小松の魅力を「少女と女の狭間のエロス、色気がある。ご本人にはまったく意識がなく、ふとしたところに沸々と色気が出るところがゾクッとする」と称賛した。船越も「少女の部分と妖艶な色気みたいなものが同居している1番良いとき」と同調し、若手俳優たちとの共演を大いに楽しんだ様子を見せた。
「現場はずっと和気あいあいとした雰囲気」だったと話した東出は、「僕らが面白いことをやっていると、監督がモニターの後ろでニヤニヤしている。みんな監督のことが好きなので、そうやって喜んでくれているなら1番嬉しいと思って頑張っていた」と述懐。満席となった客席を見渡し「報われるし作って良かったと思う」と表情をほころばせ、今作のPR活動を早朝から深夜までともに行ってきたスタッフ全員に「心から感謝いたします」と頭を下げ、割れんばかりの拍手を浴びていた。
映画は、へたれなフリーターの青年が、仲間とともに自警団を結成し、社会が罰しきれない小さな悪を裁いていたところから、思わぬ事態へと発展していくさまを描いている。