Google、優秀脚本を選ぶブラックリスト賞と提携
2016年5月4日 23:30
[映画.com ニュース] Googleがコンピューターサイエンス(計算機科学)を題材にした映画脚本の開発に出資を行うと、Deadlineが報じた。
トライベッカ映画祭で、同社は「メディアにおけるコンピューターサイエンス教育プログラム(Computer Science Education in Media)」の発足を発表。ITの世界の基礎科学であるコンピューターサイエンスとそれに関わる科学者・技術者のイメージ向上が目的で、特に若い女性やマイノリティがこの分野に興味を持つきっかけ作りを目指しているという。
同社は早速、映画化が実現していない優秀脚本を選ぶブラックリスト賞を主催する脚本サイトThe Black Listと提携し、最高で1万5000ドルの助成金を支給することを決定。コンピューターサイエンスを題材にした映画やテレビドラマの企画を募集し、そのなかから長編映画1本、テレビドラマのパイロット版2本を選定。選ばれた脚本家は、助成金と引き替えに、半年以内に脚本を完成させることになる。なお脚本の著作権は、執筆者が保持することになるという。企画申し込みは既に始まっており、締め切りは7月15日だ。
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