「沖縄うりずんの雨」全米上映プロジェクト
2016年4月19日 08:00

[映画.com ニュース] 第89回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位、第70回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞受賞作品「沖縄 うりずんの雨」(15年6月20日公開)。アメリカ人監督ジャン・ユンカーマンが見つめる、戦争に翻弄されてきた沖縄の近現代史。今回、米国にも“沖縄の問題の緊急性”と“民主主義に反した実態”を発信すべく、全米上映実現の為のプロジェクトが進行中だ。
ユンカーマン監督は3月末頃、沖縄での再取材、撮影、再編集を施したアメリカ上映版を完成させた。アメリカ上映版のために追加取材された内容は大きく2点。辺野古の基地建設の現状と実態と、沖縄はこれからどうなっていくのかという切り口で若い層を中心にインタビュー。日本上映版での取材対象は、40代以上が中心だったため年齢の幅を広げる試みだ。
また、その製作資金と上映活動の費用の一部をクラウドファンディング・プラットホーム「Motion Gallery」内で2月10日から一般公募中。目標額は200万円。残り56日とする4月6日午後4時時点で、約72%の144万8500円(コレクター:124人)が集まっており、支持の厚さがうかがえる。なお同プロジェクトでは、目標到達の如何に関わらず、締切までに集まった金額がファンディングされる。
アメリカ上映版は既に、4月上旬にアメリカプレミアを果たしている。今後は、夏から秋にかけての全米公開に向け展開していく。(文化通信)
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