小沢仁志、人生初タキシードもホテルのボーイに間違われ憮然「蝶タイ取りてえ」
2016年4月15日 20:00
[映画.com ニュース] 俳優の小沢仁志が主演の映画「CONFLICT 最大の抗争」の完成会見が4月15日、都内のホテルで行われた。
制作会社オールインエンタテインメントの20周年記念作で、小沢をはじめ哀川翔、本宮泰風、的場浩司、赤井英和ら任侠(にんきょう)映画で鳴らしたスター25人が集結。小沢は、「これだけのメンツが集まることは2度とない。皆生かしているから、その雄姿を見に来てくれ」と自信のほどをうかがわせた。
だが、晴れの日に人生初というタキシードに蝶ネクタイの正装で決めてきたものの、「ホテルに入った途端にボーイと間違われて荷物を渡された。早く蝶タイを取りてえ」とご機嫌斜めの様子。緊張対策のため酒を飲んで会見に臨み、本宮夫人で司会を務めたタレントの松本明子に「アッコ、衣装がババアくせえぞ」など暴言を吐きまくった。
さらにラブシーンのある本宮に、「こっちはいろんなもん背負って立ってんのに、イチャイチャしやがって」と、的外れのクレーム。さらに、ラブシーンの相手で同作で女優デビューした堀田茜には、「こらっ、ペチャパイ。もっとトークを磨け」と公開説教するなど完全な暴走モードだ。
これには、本宮や中野英雄が制止するのに必死。藤原監督が、「現場で一番マジメに考え、皆を引っ張ってくれたのが小沢さん。人間ドラマとしていい作品になったのは、小沢さんのおかげ」と持ち上げ、その場を取り繕っていた。
「CONFLICT 最大の抗争」は、日本最大のやくざ組織傘下の組長が殺害されたことをきっかけに、カジノの利権をめぐりやくざ、アウトロー、警察、政治家をも巻き込んだ一大抗争に発展していくアクション叙事詩。5月28日から東京・シネマート新宿などで公開される。