益若つばさ、「ルーム」の母子に自身重ね合わせ号泣「ティッシュ買っていったのに…」
2016年4月14日 14:20
今月8日に封切られ、わずか73スクリーンながら6日間で興収1億1500万円を突破。アカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンの来日効果もあり、興収5億円を狙えるスマッシュヒットとなっている。
5年にわたり監禁されていた母子が外の世界に飛び出す物語に、共に1時の父、母である2人は共感。特に益若は、「見る前にティッシュを買うほどの気合いで行ったのに、開始5分で泣いてずっと涙が止まらなかった。自分だったらどうするかと、自問自答しながら見ていた」と自らを主人公に重ね合わせた。
映画と同じシングルマザーでもあり、「最初は仕事も子育ても全部完璧に頑張らなきゃと思っていたのがストレスになった。家族やスタッフ、友達に助けてもらうようになって、自分も甘えられるようになった」としみじみ。長男も8歳になり、「ダメなことをしたら、子どもではなく大人と思って説明すると意外と理解する。そうしてきて良かったと思うし、出産後は見るものすべてが新鮮だったし、世の中のお母さんは皆すごいって尊敬するようになった」と笑顔で語った。
一方の鈴木氏は、昨年「森三中」の大島美幸との間に長男が誕生したばかりで、「僕なんか奥さんとすぐに汚い言葉を使っちゃう。子育て、教育という当たり前のことを強烈に教えられた」と反省気味。現在は育児中心の生活だが、「じっと見つめられると、邪念をすべて見透かされているようでドキッとする。イクメンではなく、父親になる視覚を与えられて、そこから修業、訓練が始まっているところです」と強調した。
その長男は現在10カ月で、大島が仕事に連れていくこともよくあるという。「(メンバーの)村上(知子)もお母さんなのでよく面倒を見合っているみたいだし、ハリセンボンの近藤春菜は“女芸人皆の子供”と言ってくれる。でも、黒沢(和子)には怖くて預けられない。盗まれちゃいそう」と話し、会場の笑いを誘っていた。
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