モスクワでオールロケ敢行、今関あきよし監督作「ライカ」耽美な劇中カット披露
2016年4月10日 07:00

[映画.com ニュース] 「カリーナの林檎 チェルノブイリの森」「クレヴァニ、愛のトンネル」の今関あきよし監督による最新作「ライカ Laika」の劇中カットを、映画.comが入手した。今作はロシア・モスクワでオールロケを敢行しており、語学留学でやってきた日本人女性ライカと、女優を目指すロシア女性ユーリャの、恋愛にも似た耽美な関係性を切り取っている。
チェルノブイリ原発事故後を少女の視点から描いた「カリーナの林檎 チェルノブイリの森」ではベラルーシ、“愛のトンネル”と称される幻想的な観光地がモチーフの「クレヴァニ、愛のトンネル」ではウクライナを舞台に物語を紡いできた今関監督。「ベラルーシ、ウクライナを舞台にした映画を演出し、ついにロシアだ」と念願かなった喜びを噛みしめ、「モスクワの独特の空気感のなかで、同性愛を超えるような強く依存しあう関係の日本人・ライカと、ロシア人・ユーリャという女のコの恋愛劇。人はひとりでは生きていけない。誰かを強く思い続けることでしか生きていけない弱さを描いてみたかった」と込めた思いを話している。
オーディションを勝ち抜いたシンデレラガール・宮島沙絵がライカを演じ、モスクワのオーディションで抜てきされたクセーニア・アリストラートワがユーリャに扮する。映画初出演の宮島は、「映画に出るのも初めて、海外にも行ったことがない状況で今回の作品への出演が決まって、そのうえセリフはロシア語で……」と胸中を吐露。それでも、キャスト&スタッフに感謝を述べ、「体当たりで挑んで魂を込めた、初めての作品です。ふたつとない作品になっていることに違いないです」と真摯なコメントを寄せた。
さらに、初めて本格的な長編に出演したアリストラートワは「沙絵(ライカ役)は素晴らしいパートナーで、まだ撮影が終わっていない今からすでに、私は彼女と遠く離れることに寂しさを感じています」と惜別の思いを口にする。そして、「私の演じるユーリャは、私と私自身の人生に対する姿勢を変えました。彼女のような人間はロシアだけでなく、日本でも理解されるでしょう。彼女は誰に対しても強いけれど、心の中は小さい孤独な子どもで、必要とされ、愛されることを変わらず願っています」と役どころを説明している。
1957年に宇宙船スプートニク2号に乗せられたライカ犬を、自身の境遇を重ね合わせるライカは、モスクワの外れの小さな墓地で女優志望のユーリャと出会う。アパートで奇妙な共同生活が始めたライカとユーリャは、恋人同士のように甘い時間を過ごすが、やがて些細な出来事がふたりの関係に影を落とす。「ライカ Laika」は、2017年春に公開予定。
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