伊藤洋三郎、岡田奈々に真剣な恋心を告白「抱きしめてキスしたかった」
2016年4月2日 15:05

[映画.com ニュース] 伊藤洋三郎&岡田奈々のダブル主演で大人の恋愛を描いた「恋」が4月2日、東京・新宿K's cinemaで公開され、2人をはじめ共演の元木行哉、朝倉えりか、脚本の足立紳、長澤雅彦監督が舞台挨拶に立った。
岡田扮する吉野咲子に思いを寄せる男・徳田昭男を演じた伊藤は、のっけから「(昭男は)岡田さんがいたから成立したんだろうなと。こういう女優さんはなかなかいない」と岡田を絶賛。MCから撮影中、岡田に真剣に恋をした瞬間があったと暴露されると「岡田さんが演じる咲子に、抱きしめてキスをしたくなった衝動がありました。本当に恋をしたんだなと思います」と照れながら告白。当の岡田は「びっくりしました。撮影中はあまりコミュニケーションを取らずにいたので……」と目を丸くしていた。
今作は山口下松市の市制施行75周年を記念し、奇祭「稲穂祭」を軸に製作されたが、長澤監督は「観光PRの映画には絶対しないようにしようと思った」と真摯な眼差しを向ける。自治体が発信し主体となったことに、「地方発信といっても結局は東京からスタッフとキャストが行って撮るという作品ばかり。今作は本当の意味での地元発信映画の第一歩になった。嬉しい奇跡がたくさん重なって、誇れる映画が作れたと思います」と感慨深げに語った。
また、「百円の恋」(2014)で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立は、市民から公募して選出された原案を脚本化した。「瑞々しい物語だったので、そのままシナリオにしたという感じ」と控えめに述べたが、長澤監督は「今だから言えるけれど、足立さんのギャラは10万円。こんなにスーパー出世するとは……、思っていましたけれど(笑)。もうあの金額では頼めない」とおどけてみせ、観客の笑いを誘っていた。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






芳根京子×髙橋海人「君の顔では泣けない」11月14日公開 15年に及ぶ“男女入れ替わり”を描いた特報披露 高校生時代のキャストも発表
2025年7月9日 07:00
映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作】実際に観てきたら…個人的に“過去最高”!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映