藤岡弘、初代「仮面ライダー」での不安を告白「恐怖のなかで日々追い詰められていた」
2016年2月25日 14:10

[映画.com ニュース]歴代の仮面ライダーが勢ぞろいする家庭用ゲームソフトの最新作「仮面ライダー バトライド・ウォー 創生」の発売記念プレミア発表会が2月25日、東京・バンダイナムコ研究所で開催。映画「仮面ライダー1号」主演の藤岡弘、、「仮面ライダーゴースト」主演の西銘駿、「仮面ライダー響鬼」に主演した細川茂樹が出席し、新旧ライダー3人がトークセッションに臨んだ。
「仮面ライダー1号」で約45年ぶりに初代仮面ライダー役を演じた藤岡は、「45年ぶりにもう一度演じることで、皆さんの視線を感じる。どういうふうに私を見るのかと怖さを感じますし、不安になってきました」と吐露しながらも、ほほ笑みを絶やさない。そして「45年前、役柄に込めた思いは未だに変わっていません」と断言し、「場を与えてもらえれば、駄馬ですがまだまだ(仮面ライダーとして)走れると思う。夢を追い、また映画をやりたい」と熱く意気込んでいた。
さらに、「仮面ライダー」シリーズ誕生45周年に思いを馳せ「45年の間に仮面ライダーもだいぶ変化して、いろんな道具を使ったりする。時代の流れや変遷を感じますね」と感慨深げ。初代ライダーを演じた1970年代当時を「私のころはCGもなく、バイクも自分で駆り命がけで飛び込んでいた」と振り返り、「いつ死ぬかわからない危険なアクションの数々。毎日身体を鍛えながら撮影現場に早く行って、それでも不安だから腕立てと腹筋をやっていました。とにかく恐怖のなかで、日々追い詰められていましたね」と告白していた。
現在放送中の「仮面ライダーゴースト」で主役を務める18歳の西銘は、大先輩2人を前に「ヒーローとしての内なるものをもっと出していきたい」と思いの丈を明かす。すると藤岡は「何事も学び、人生修業だと思って己の旅に出る。いろんなことに気づきはじめ、それが映像に反映できるようになっていく。一生懸命真剣に、諦めることなく頑張っていけば必ず答えは出てくる。大丈夫だよ。いいねえ、これからの夢があってねえ!」と真摯にエール。放送当時、現役最年長ライダーとして話題となった細川も「本当に、藤岡さんの言うとおり!」と同調していた。
また藤岡は、ゲーム画面上で本郷猛がショッカーをなぎ倒す姿を見つめ、「当時のことが思い出されるねえ」と上機嫌。細川も「本郷猛は変身前の生身でも強いですからね。僕がプレイするときは、生身の本郷猛をずっと使います」と興奮気味に語っていた。「仮面ライダー バトライド・ウォー 創生」は発売中。なお「仮面ライダー1号」は、3月26日から全国で公開される。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ