川栄李奈「デスノート 2016」に出演!無差別殺人繰り返す「史上最悪のデスノート所有者」
2016年2月24日 05:00

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
[映画.com ニュース] 元「AKB48」で女優の川栄李奈が、映画「デスノート」シリーズ10年ぶりの続編で今秋公開の「デスノート 2016」に出演していることがわかった。デスノートを用いて人々を恐怖に陥れる青井さくら役で、アイドル時代のスマイルを封印して撮影に挑んだ川栄は「新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです」と話している。
映画は、大場つぐみ氏(原作)&小畑健氏(作画)による原作コミックにあった「人間界で同時に存在していいノートは6冊まで」という「6冊ルール」を軸に描かれる新たな物語。地上に6冊のデスノートが存在することが判明し、全てを手にしたものが地上を制すると言われるデスノートを巡り、争奪戦が繰り広げられる。東出昌大が主演を務め、池松壮亮、菅田将暉という若手演技派が共演する。
2015年8月にAKB48を卒業した川栄は、舞台「AZUMI 幕末編」主演やドラマ「ヒガンバナ 警視庁捜査七課」「東京センチメンタル」への出演、そして4月からはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演と、女優として活躍の場を着実に広げている。今作で演じるさくらは一見すれば普通の女の子だが、死神界から地上に落とされ世界中に散らばったデスノートを所有し、前作で藤原竜也が演じたキラ=夜神月とは真逆に、思想を持たずに無差別殺人を行うという危険人物。それゆえに「史上最悪のデスノート所有者」とされるキャラクターだ。
佐藤貴博プロデューサーは「役者として『普通に渋谷にいそうな女の子』のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力を持っている」と川栄の起用理由を説明。メガホンをとる佐藤信介監督も「サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄を、淡々と演じていただけました」と絶賛している。
川栄は「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(さくらと)似ていると思います。過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います」とコメントを寄せている。
(映画.com速報)