松田翔太主演「ディアスポリス」主要キャストに柳沢慎吾、浜野謙太らが参戦!
2016年2月22日 08:00

[映画.com ニュース] 松田翔太主演で実写化不可能と称された伝説の漫画を映像化する「ディアスポリス 異邦警察」の主要キャスト陣が、このほど発表された。柳沢慎吾、浜野謙太、康芳夫、マリーが、松田演じる主人公・久保塚と密接に関わる「裏都庁」のメンバーに扮する。
物語の舞台は、貧しい生活を強いられている密入国外国人たちが、自衛のための秘密組織「異邦都庁(通称・裏都庁)」を作り上げた東京。裏都庁に設立された「異邦警察(ディアスポリス)」に所属する久保塚が、たったひとりの警察官として弱者を助ける姿を描く。
柳沢は、久保塚の上司である裏都庁のナンバー2・アー役を務める。5人の警察官を殺害し、日本に密入国してきたというショッキングなキャラを演じるにあたり、眉毛を剃り落とし本気の役作りに挑戦。「日本人役ではなく外国人の設定の役でしたので、緊張感と自分に演じきれるか不安感がありました」と“らしくない”コメントを寄せている。
さらにバンド「在日ファンク」のボーカルとして活躍し、俳優としても映画「婚前特急」で存在感を放った浜野が、今作では久保塚の助手・鈴木役を演じる。久保塚の指示で顔を整形している役どころだけに、特殊メイクを施し異形のビジュアルを完成。「このご時世にハードコアな傑作を松田翔太と作れてマジ幸せです。移民と難民の違いがわからないそんなアナタにもぜひ見て欲しい。難しくないエンターテインメントになったから!」とアピールする。
「アントニオ猪木対アリ戦」など、世間の話題をさらった企画を世に送り出した伝説のプロデューサー・康は、裏都庁の2代目知事・コテツ役で俳優デビュー。「79歳の未熟者ながら怪優・迷優としてデビューさせていただき、皆様に大変感謝します。俳優人生に余生を賭けるつもりなのでよろしくお願いします」と意気込みを明かす。またファッションモデルのマリーは、コテツのボディーガードであるイサーム役でドラマデビューを果たし、「この作品に関われたことが一生の宝物になりました」と大喜びだ。
漫画家すぎむらしんいち氏と脚本家リチャード・ウー(長崎尚志)氏がタッグを組んだ人気コミックが原作。4月にMBS・TBS系でドラマ化、今夏に映画化する一大プロジェクトで、連載開始当初から原作を愛読し、約10年間にわたり主人公の久保塚を演じることを熱望していた松田が、念願を成就させた。
(C)リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会
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