大根仁監督、「モテキ」お蔵入りカットを披露&解説「いいシーンでしょう?」
2016年2月20日 17:55

[映画.com ニュース] 森山未來主演作「モテキ」が2月20日、香川県で開催中の「さぬき映画祭2016」で上映された。メガホンをとった大根仁監督と東宝の川村元気プロデューサーは、綾歌郡・イオンシネマ宇多津で舞台挨拶に立った。
2010年にテレビドラマ化された人気漫画を実写映画化した今作は、11年9月に全国276スクリーンで封切られ、累計興行収入22億2000万円の大ヒットを記録。森山が第66回毎日映画コンクール男優主演賞、ヒロインの長澤まさみが第54回ブルーリボン賞助演女優賞に輝いたことでも話題を呼んだ。
今作の映画化について、川村氏は「大根監督とは以前から交流があったんです。『モテキ』は音楽の使い方が面白くて、僕も映画でJポップを使ったミュージカルみたいなものをやってみたかった」と説明。だが、ドラマで原作のエピソードは全て描いていたこともあり「生意気にも断ってきたんです(笑)」(川村氏)。それでも、原作者・久保ミツロウ氏がオリジナルストーリーを手がけることを快諾したことで、事態は好転。ドラマ版から1年後を舞台に、ニュースサイトのライターとして正社員になった幸世に「第2のモテキ」が到来する姿が描かれている。
この日は、「最初の編集段階では2時間45分くらいあって、捨てがたかったエピソード」を、2人の解説付きで特別に上映した。今作のDVD特典にも付属されているが、大根監督にとっても「大きなスクリーンで見たかった」こだわりの“お蔵入り”映像。なかでも、「ナタリーおっぱい会議」は場内の爆笑を誘った。
大根監督は、「いいシーンでしょう? あって良かったと今でも思いますもん」と納得の面持ち。そして、「いつか“おっぱい会議”を入れたディレクターズカットを作りたい。たいていの監督は、劇場公開されるまでが仕事と思っているでしょうが、僕はユーザーとしての意識の方が高いから、手抜きの特典映像とか腹が立つ。全部自分でやります」と気炎を吐いた。さらに、5月14日に公開される「世界から猫が消えたなら」(佐藤健、宮崎あおい出演)の原作者である川村氏に同作のPRをけしかけるなど、客席を盛り上げていた。
さぬき映画祭2016は、2月21日まで開催。
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