ディーン・フジオカ“無名”時代の主演映画待望の日本公開「まさにこれが始まり」
2016年2月18日 20:45

[映画.com ニュース] モデルで俳優のディーン・フジオカが主演のアクション映画「NINJA THE MONSTER」の先行上映会が2月18日、都内で行われた。フジオカは、ヒロインの森川葵とともに上映前に舞台挨拶に立った。
同作は、新しい才能の発掘・育成と海外発信を目標に松竹が2012年に設立した「ブルーラインレーベル」の1作となる時代劇。昨年夏のカナダ・ファンタジア国際映画祭などで上映されており、フジオカは待望の日本初お披露目に「まさにこれが始まり。日本の伝統を海外に伝えていく正統な方法だと思うので、ネクストレベルにいけるよう応援してください」と声高らかにアピールした。
香港や台湾を拠点に実績を積み、放送中のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で一気にブレーク。同作の撮影時はまだ日本では無名だったが、忍者禁止令が発布されながらも仕える藩のために命を懸ける忍を演じ、「生きることを常に否定し続ける精神状態はどういうものなんだろういう意識が、役づくりのベースになった」と説明した。
アクションでは、中国武術やフィリピンのエスクリマを取り入れた殺陣を披露。「刀を両手に持つ殺陣は初めてで、長回しでは形がだんだん自分のスタイルになってきちゃった。いろんなものをミックスして、節操なく食べた感じだけれど自分としては好きだし、監督からはOKを頂いたので」とおどけながら自信の笑顔を見せた。
一方の森川は、女性ファンの大歓声に迎えられたフジオカに「こんなにすごい方と一緒に挨拶に立っているんだ。撮影の時はそんな意識はなかった」と感嘆の表情。米国人の撮影監督ら英語が飛び交う撮影現場には、「私は輪に入れませんでした。ディーンさんも監督も皆英語が話せるけれど、私は一切分からなかった」と嘆くことしきりだ。
するとフジオカが、「ポーズを取って決めゼリフのところは、皆で大爆笑だったよね」とフォロー。森川はその優しさに感謝しつつ、「過酷な撮影だったから食べ物を共有して生きていた感じ。ディーンさんはチョコや干し柿をくれたり、火にあたっている時はリンゴを持ってきて焼きリンゴにしてくれた。餌付けされていました」と明かし、会場の笑いを誘っていた。
「NINJA THE MONSTER」は、幕府の忍者禁止令によって存在しないものとなっていた忍の伝蔵が、長野藩の救済を依頼するため江戸へ向かう幸姫に同行し、襲い来る“もののけ”たちと壮絶な戦いを繰り広げるアクション。2月20日から1週間限定で公開される。
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