市原隼人、舞台挨拶での誕生日サプライズに大照れ「祝われるのは苦手」
2016年2月13日 21:48

[映画.com ニュース]市原隼人の主演作「ホテルコパン」が2月13日、東京、群馬、大阪、ロケ地で舞台となった長野の5スクリーンで封切られ、市原をはじめ共演の近藤芳正、前田公輝、栗原英雄、玄理、大谷幸広、李麗仙、脚本の一雫ライオン、門馬直人監督が、東京・シネマート新宿で行われた舞台挨拶に出席した。
この日は今月6日に29歳の誕生日を迎えた市原に、サプライズで誕生日ケーキが用意された。「ハッピーバースデー」の歌とともにケーキが運び込まれると、市原は顔を真っ赤にして大照れ。「祝うのは好きなんですが、祝われるのは苦手で……」と言いながらも謝意を示し、29歳の抱負を「日々通過点で死ぬまでやっていきたいです」と熱く語った。
登壇陣は、撮影から約3年が経過しての公開となった今作に、「この日を楽しみにしていました」(市原)、「初めて自分の出ているシーンで泣いた」(近藤)と思い入れもひとしおの様子。門馬監督は「感無量です。(脚本の段階から)5年の月日がかかって、いつになったら映画を見せることができるんだろうと悩んだ日もあった」と、満席となった客席を感慨深げに見渡した。
さらに門馬監督は、トラウマを抱えるホテルマンを演じた市原の役作りへの姿勢を「(役柄の性格に合わせて)僕と目を合わせてくれなくて、ひとりで離れて行っちゃう」「過呼吸のシーンも、本当の過呼吸の一歩手前でした」と述懐。市原は、「(役に)敬意を払って、リアルな状態で、映画全体のテーマとしての再生を表現できればと思いました」と役者魂を見せつけた。
そんな市原との共演に前田は、「本当に嬉しかったです。ずっと見ていたので、隼人くんと言えること自体が嬉しいです」とニッコリ。「役作りはされた上で、みんなで飲みに行ったりするときは隼人くんが引っ張ってコミュニケーションをとっていただいた。それで僕は肩の荷が下りて、一致団結して映画に携われたんじゃないかと思う。背中が大きかったです」と先輩に最敬礼だった。
最後に市原は「この映画は、本来人に見せたくないような一面を描いた作品。みなさんが今まで苦しめられてきたものが、背中を押す起爆剤になるかもしれないという希望を、胸に持っていただけたらすごく嬉しい」と真摯に語っていた。
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