日活がゲーム市場に参入、海外展開も視野に
2016年2月13日 08:00
[映画.com ニュース]日活はこのほど、ゲーム市場に本格参入すると発表した。アクション、バイオレンス、ホラー、コメディなどエンタテインメント性の高い作品を対象にしたレーベル「SUSHI TYPHOON GAMES」を立ち上げ、日本だけでなく海外もターゲットにしたゲームタイトルを製作していく。
第1弾作品は、「刺青の国」に決定。自分の組織を育て、制圧地域を拡大させ、統一を目指す抗争シミュレーションゲーム。和のテイストを重視し、画面全体の構成も「日本」を意識したデザインに仕上げている。
スマホ用、家庭用などのプラットフォームは発表されておらず、現在調整中。リリースは年内を予定しており、マルチ展開ができるよう検討している。ゲーム専門部署の立ち上げなど社内体制の調整は未定だが、現在はライツ営業部が業務を担っている。
なお、同社は海外向けのアクションやバイオレンス映画レーベル「SUSHI TYPHOON」を11年に立ち上げ、山口雄大監督「デッドボール」などを公開した。今回のゲームレーベルはその意志を引き継ぐ。(文化通信)