大倉孝二、「ロマンス」共演の後輩・大島優子の圧力にタジタジ「いつも怒られて大変」
2016年2月4日 20:45
[映画.com ニュース] 女優の大島優子が2月4日、主演映画「ロマンス」のブルーレイ&DVD発売記念イベントを共演の大倉孝二、タナダユキ監督とともに都内の書店で行い、予約者限定で約200人のファンが詰めかけた。
既に映画館で10回以上も見たファンがいることを知った大島は、「公開(昨年9月)から日がたっているのに、皆が集まっておしゃべりできる機会がもててうれしい。1人1人と感想を話し合いたいくらい」と満面の笑み。だが、大倉が「まだ1回も見ていないんで…」と告白すると会場からは「エ~ッ」の声が上がり、大島も「DVD買ってくださいよ」と公約を取り付けた。
さらに、大島が車内販売のアテンダントを演じた小田急ロマンスカー形のチョコケーキをひと足早いバレンタインとして贈ったが、大倉は「うれしいけれど、まずそう」とポツリ。大島が「ひどい。今年最初にあげたのに」と悲しがっても、「だって食べ物の色じゃないだろう」と鮮やかな青色を指摘して抵抗した。
しかし、撮影中から立場は大島の方が上だったようで、大倉は年上で先輩であるにもかかわらず「いつも精神的に圧迫されていた。いつも怒られて、大変ですよ」と嘆き節。続けて、「久しぶりに会ってもきつい。今日も鼻炎を発症したから来たくなかった」と正直な気持ちを吐露した。
これには大島も大笑いで、「スキだらけなんだもん。それを見せてくれるのがうれしいし、だから今日もついついいじめちゃう」と楽しそう。タナダ監督も、「早い段階から上下関係ができあがっていた。メイキングを見てもこんな感じです」とPR交じりに後押しした。
それでも、タナダ監督が「また3人で何かやりたいね」と提案すると2人とも乗り気で、大倉が「ミノンのカレシ役でもいいよ」と、タナダ監督演出で大島と坂口健太郎が共演しているCMに名乗り。だが、大島は「なんでよ。やっぱり変なおじさんでいい」とつれなかった。
「ロマンス」は、ロマンスカーの車内販売員・鉢子と万引きをきっかけに知り合った自称映画プロデューサーが、何年も会っていない鉢子の母親を探す旅をつづるロードムービー。ブルーレイ&DVDは2月10日に発売される。