第10回田辺・弁慶映画祭記念映画制作コンペ最優秀企画は飯塚俊光監督に決定
2016年1月20日 08:00

[映画.com ニュース]昨年10月から募集していた田辺・弁慶映画祭の第10回記念映画制作「企画コンペティション」の最優秀企画が、飯塚俊光監督の「Poetry Angel」(仮題)に決定した。
田辺・弁慶映画祭は今年、第10回開催を迎えることを記念し、第9回までのコンペティション部門入選監督までを対象に映画を制作するための企画を募集。90分程度の映像化を想定した企画で、同映画祭の開催地である和歌山県田辺市内を中心に撮影を行うことなどが応募要件とされていた。昨年11月末までの募集期間に、22監督から計27企画の応募があり、第8回に「独裁者、古賀。」で入選している飯塚監督の企画が、厳正な選考を経て選ばれた。
記念映画制作費の補助金として300万円と、そのほか撮影にかかわる面などで同映画祭事務局から最大限のサポートが得られる。そして、完成した記念映画は第10回同映画祭(11月開催)でプレミア上映される予定。
「Poetry Angel」(仮題)は、梅農家の青年と障害を持つ少女が、「詩のボクシング」と出合い、自分を変えていく物語。「詩のボクシング」とは、ボクシングリングに見立てたステージ上で、2人の朗読ボクサーがオリジナル作品を声に出して表現し、どちらの言葉が聞き手の心に届いたかを判定して勝敗を決めるというエンタテインメント性のあるスポーツ。「詩のボクシング」を通し変わっていく人々の生き様をリング上で表現しようとする興味深い企画だ。
3月末までにシナリオを執筆し、夏に田辺市内を中心に撮影、10月の完成を目指す。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

辛口批評サイト96%高評価!
【“大量殺戮”の容疑者は妻と4人の部下】前代未聞の心理戦を描く、超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

この映画ヤバい、ヤバすぎる…
【酸素残量はわずか10分、生存確率0%…】極限状況・驚がくの実話を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!
「ターミネーター2」「ジュラシック・パーク」「アバター」等は、このシリーズがなければ生まれなかった?
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント