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火星・地球・宇宙空間、並行する3つのストーリーで展開される「オデッセイ」特別映像公開

2016年1月13日 19:30

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ワトニーは火星で生き延びるすべを探す
ワトニーは火星で生き延びるすべを探す
(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督とマット・デイモンがタッグを組み、第73回ゴールデングローブ賞で作品賞、主演男優賞(共にコメディ・ミュージカル部門)の2部門を獲得した「オデッセイ」の特別映像が公開された。火星と地球、そして宇宙空間という3つの場所で展開する物語について紹介している。

火星での探査任務中に事故に巻き込まれ、1人置き去りにされた宇宙飛行士、マーク・ワトニー(デイモン)の決死のサバイバル生活を、ユーモアを交えて描く本作。スコット監督が「究極のサバイバルだ。SF版『ロビンソン・クルーソー』だ」と語るとおり、ワトニーは火星という未知の部分も多い惑星で、たった1人で食料の確保と通信手段の復活という2つの難題に挑む。

本作ではそれだけではなく、ワトニーを救出しようとする人々のドラマも描写。デイモンは「マークが火星で奮闘中に地球でもドラマが起きている。さらに、火星を先に発った残りのクルーたちもいる」と3つのストーリーが同時進行する点が本作の特徴だと語り、「マークが象徴するのは、1人の命以上のものだ。彼は、人間の開拓精神や将来への希望を体現している」と考察する。

一方、NASAのサンダース長官に扮したジェフ・ダニエルズは、「火星に残された1人と帰還中の5人の宇宙飛行士。6人の命を賭けるか、5人の安全か」と選択を迫られたNASAの困難な状況を、ワトニーと離ればなれになったクルーの1人を演じたジェシカ・チャステインは「マークを助けるか(5人のクルーたちは)話し合いをするの」とそれぞれに訪れる“試練”を語る。3者のドラマがどう結びついていくのか、期待が膨らむところだ。

オデッセイ」は、クリステン・ウィグマイケル・ペーニャショーン・ビーンケイト・マーラらも出演する。2月5日から全国公開。

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