「FILM FIVE」プロジェクト、クラウドファンディングスタート!
2015年12月24日 00:00

[映画.com ニュース] 「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」に参加した5人の監督たちが立ち上げた「FILM FIVE」プロジェクトのプロジェクトページが12月24日、クラウドファンディングのプラットフォームMotionGalleryでオープン。5人の監督たちが取り組む作品について、熱い思いを述べている。
同プロジェクト(http://film5-p.com/)は、ndjc2014に参加した飯塚俊光(「チキンズダイナマイト」)、加瀬聡(「もちつきラプソディ」)、草苅勲(「本のゆがみ」)、羽生敏博(「good-bye」)、吉野耕平(「エンドローラーズ」)が、オリジナルの“新感覚オムニバス映画”を制作するために再結集した。各作品の出演者はワークショップオーディションで決定するため、16年1月11日まで参加者を募集中。各監督が担当するエピソードの主役、様々な役どころにいたるまで、2月に行われるオーディションで選出し、撮影は4月中旬から下旬にかけて行われ、同年秋の劇場公開を目指している。
“新感覚オムニバス映画”のタイトルは「SCRAP SCRAPPER スクラップ スクラッパー」で、スクラップ工場を主な舞台に、ダメ人間など様々な人たちのドラマが描かれる。各エピソードのタイトルは、飯塚監督「美人局、さゆり。」、加瀬監督「V」、草刈監督「to be or」、羽生監督「私の中の他人」、吉野監督「ファミリーB」。5人の監督たちは、「私たちがこれから製作する映画は『すべての人のために』送り届けたいエンタテインメント映画を目指します。そのためには5人で1本の長編映画を製作することが最適な形であると判断しました。個性豊かな監督から紡ぎだされるエピソードはコメディ、ヒューマンドラマ、サスペンス、エロスと多彩です。それら5つのエピソードが重奏し合い、1つの物語へと昇華していきます。この5人でなくては成立しえない映画」としている。
飯塚監督は「どんなきっかけでも、同じ時間を共有し、相手を好きになり、自分を変えられたなら、それはかけがえのない恋愛なはず。ニートが美人局に恋する時間を、面白く可愛く、そして美しく描きたい」と語り、加瀬監督は「クアトロに知人の解散ライブに行きました。ちょうど自分に迷いがある時期でした。これからソロになり、不安なはずの彼女は、しっかり自己陶酔していました。いつの間にか、自分もその世界にいました。ああ、こういうことなんだなって再確認しました。カッコつけた作品撮ろうと思います」と負けていない。
草刈監督は「人は人と出会って成長する。すごい人間と出会った時はもちろん、すごいクズな人間に出会った時もその時である。心の中で何かがはじける。その瞬間を描きたい」。羽生監督は「彼女は決して悲しい女ではありません。むしろ、潔いです。それは『純粋な生』と言い換えられるかもしれません。身勝手でも全身で生を謳歌する女性は、きっと美しいはずです」。そして、吉野監督は「“誰かがのこした記録”と出会う。映画を問わず、あらゆる物語で繰り返されてきた王道パターンに、ちょっと違った一歩を踏み出せないかと思っています。この映画が誰かの記憶に残ることを願っています」としている。
製作費の一部をクラウドファンディングする目標金額は100万円(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。支援者には、劇場公開招待券、シナリオ、メイキングDVDなどをプレゼントし、映画と映画製作の裏側を含めて一緒に楽しめるプロジェクトを目指す。
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