小林聡美、“甥っ子”に本番で偏食矯正し自負「野菜食べられるようになったんだから」
2015年12月21日 20:45
[映画.com ニュース] 女優の小林聡美が主演するWOWOWのドラマW「山のトムさん」の完成披露写会が12月21日、都内のホールで行われた。
小林は共演の市川実日子、光石研、もたいまさこらとともに舞台挨拶。友人たちと東京から田舎に移り住み、ささやかな幸せを見つけていく作家を演じた小林は「相変わらず何も起こらないんですけれど、その分奥に豊かさが広がっています。素朴な生活の中に幸せがあることを教えられました」と満足げだ。
フジテレビ「やっぱりネコが好き」シリーズ(1988~2007)や、今回と同じ制作陣の「パンとスープとネコ日和」(2013)など、もたいともどもネコとの共演が目立つが「たまたま縁があるんでしょうね」と笑顔。今回もネズミ退治のためにネコ(トム)を飼う設定だったが、「彼は生後6カ月でこれがデビュー作。いついかなる時もきょとんとした顔をしていたので、それで1本通せるんだということを教わりました」と“相手役”を称えた。
一方で、一緒に暮らすことになる甥(おい)を演じた若手の伊東清矢には“スパルタ教育”を実施。食事のシーンでは野菜が全く食べられない伊東に対して、本番であえて野菜を多めに盛って手渡したそうで、伊東は「真剣な顔で渡されたので食べるしかなかった」と苦笑い。もたいも「いきなりのパワハラよね」と笑いながら苦言を呈したが、小林は「それで野菜が食べられるようになったんだからいいじゃない。肌もきれいになったよね」と自負していた。
「山のトムさん」は、芸術選奨文部大臣賞を受賞した「ノンちゃん雲に乗る」などで知られる故石井桃子さんの、自身の経験をもとにした児童文学が原作。撮影は長野でオールロケが行われ、小林は「児童文学は子どもだけのものではないと、あらためて実感した。もともとは戦後の話を現代に置き換えていますが、テレビも携帯も出てきません。代わりにたくさんの自然や風、土のにおいが感じられる。皆さんの心に小さな幸せの種をまいてくれたらうれしい」とアピールしていた。12月26日午後9時からオンエアされる。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー