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アクセスブライトが中国・エンライト社と提携 日中共同で和製コンテンツの映画化を目指す

2015年12月12日 07:30

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エンライト社と提携するアクセスライト(ロゴ)
エンライト社と提携するアクセスライト(ロゴ)

[映画.com ニュース] 日本のアニメやゲームコンテンツの中国展開をサポートするアクセスブライトが、中国の映画製作配給会社大手・光線伝媒(エンライト・メディア、以下エンライト社)と、中国映画市場における映画の日中共同製作、配給に関する業務・資本提携契約を締結した。

アクセスブライトは日本企業として唯一、中国ネット著作権保護連盟理事に就任しており、「クレヨンしんちゃん」「ハローキティ」などのスマートフォン向けゲームや、「AKB0048」などの映像コンテンツを中国で展開、現地での制作・配信も行っている。一方のエンライト社は、テレビドラマや映画、アニメ・ゲームへの投資・運営、タレントマネジメントなどを展開する中国国内で最大級の民間メディアエンタテインメントグループだ。

今回の業務提携では、日本のアニメなどのIP・コンテンツをもとに日中共同で映画製作を行い、主に中国市場で展開する。この提携で共同製作認定を受けた映画作品は、中国国内映画としての扱いで劇場公開することができるようになるという。また、日本の映画、テレビ番組などの中国への輸出、日中共同製作映画と輸出作品を題材にしたゲーム開発、運営、各種グッズの販売も予定されている。

また、資金提携においてはエンライト社を引受先とする第三者割当増資が行われ、5億7000万円の資金調達も実施された。今後は、上述の映画製作と中国展開の効率的な事業化を目的とし、中国で合弁会社が設立される予定。

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