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内野聖陽、日本・トルコ合作「海難1890」公開に感無量「やっとここに立てた」

2015年12月5日 15:15

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舞台挨拶に立った内野聖陽(中央)ら
舞台挨拶に立った内野聖陽(中央)ら

[映画.com ニュース] 日本・トルコの友好125周年を記念し、両国の合作で製作された映画「海難1890」が12月5日、全国309スクリーンで公開初日を迎え、主演の内野聖陽をはじめ共演の忽那汐里夏川結衣、トルコ人俳優のケナン・エジェ田中光敏監督らが、東京・銀座の丸の内TOEI1で舞台挨拶に立った。

映画は、1890年に和歌山・串本町大島の沖合で発生したトルコ軍艦エルトゥールル号海難事故から、1985年のイラン・イラク戦争下でのテヘラン在留邦人救出劇へとつながる両国の友好関係を描く。内野は、真冬に行われた過酷な撮影を振り返り「やっとここに立てたなという気持ちでいっぱいです。この作品が次の世代の方々に残っていき、日本とトルコの友好がこんな事件から始まっていたんだと、多くの人に見て頂ければすごく嬉しい」と感無量の面持ちを浮かべた。

今作は、トルコで今月25日から約300スクリーンで公開されることが決定しているほか、両国首脳が一緒に試写を鑑賞するなど国家級のプロジェクトとなった。3度目の来日を果たしたエジェは、「夢がかなったよう。トルコと日本の友好関係の発展に自分が少しでも役に立てたと思うと大変嬉しい。私自身先ほど完成した映画を見たが、大変感動して泣いてしまった」と達成感をにじませた。

さらに、エジェが「仕事を通して分かったのは、日本の皆さんは勤勉で、真摯に仕事に取り組むということ。私たちトルコの者を大変温かく迎えてくださった、心の優しい人たちだということです。本当に感謝しております。この経験は生涯忘れません」と謝辞を述べると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。

またこの日は、登壇者全員が今作に込めた思いを漢字一文字で発表した。田中監督は「友」、夏川は「縁」、忽那は「時」、エジェは「誠」と直筆の色紙を披露。最後の内野は「潔」を選び、「日本人は危険を顧みず潔く海に飛び込んで助けた。(乗組員を介抱した)お医者様がトルコ政府から医療費を請求していいと言われたときに、お金はいりませんという気持ちを残した手紙が残っている。潔い人たちがいたもんだと。日本の美意識に通じる」と誇らしげに語っていた。

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