中国の映画市場、2017年にはアメリカ抜き世界第1位に
2015年11月11日 12:15

[映画.com ニュース]中国の映画市場が、2017年には北米を超えて世界第1位の規模に成長しそうだとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
米映画協会(MPAA)でアジア太平洋地域を担当するマイク・エリス氏によれば、中国の映画マーケットは予想を上回るペースで成長しており、今年の総興行収入は前年対比35%増の65億ドルに達する見込み。昨年のアメリカとカナダを合わせた北米の総興行収入は104億ドルだったことから、中国が猛追しているのは明らかだ。
さらに、シネコンの建設ラッシュが進んでおり、現在では1日ごとに15スクリーンが増えているペース。来年はさらに加速し、1日に20スクリーンずつ増加していくという。こうした状況からハリウッドは中国市場にますます注目しており、9月にはワーナー・ブラザースが中国の投資ファンド「チャイナ・メディア・キャピタル(CMC)」と合弁会社「フラッグシップ・エンタテインメント・グループ」を立ち上げ、中国語映画の企画開発・製作・配給を行うことを発表している。
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント