福士蒼汰主演で「モンタージュ 三億円事件奇譚」スペシャルドラマ化!
2015年11月10日 17:05
[映画.com ニュース]フジテレビは、「週刊ヤングマガジン」(講談社刊)で連載された大人気マンガ「モンタージュ 三億円事件奇譚 SincE 1968.12.10」(原作・渡辺潤、コミックス全19巻)を、総力を挙げて取り組む“超大型スペシャルドラマ”として制作し、2016年に放送することを決定した。
主演は福士蒼汰。ドラマのタイトルは「モンタージュ 三億円事件奇譚」。10月中旬にクランクインし、現在撮影中。放送分数・放送日時等は未定。
原作漫画は、1968年12月10日に発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」をテーマにした壮大なスケールの物語。連載中から各社間で激しい映像化権の争奪戦が繰り広げられた末、フジテレビがその権利を獲得し、今回のドラマ化に至ったという。
テレビドラマながら、大作映画にも引けを取らない規模で制作されることも注目ポイント。中でも象徴的なのは、長崎県・軍艦島(端島)でロケを敢行したこと。これまで軍艦島では、さまざまなドラマや映画などが撮影されてきたが、今年7月に「世界文化遺産」に登録後は、同ドラマのロケが初となった。
さらに同作では、現代のシーンだけではなく、「三億円事件」が発生した68年当時も濃密に描かれる予定となっており、その時代を忠実に再現するため、茨城県・高萩市、福島県・富岡市、群馬県・高崎市、佐賀県・佐賀市などで大規模な撮影を行う計画だ。(文化通信)