MotionGalleryがグッドデザイン賞の「ものづくりデザイン賞」を受賞
2015年11月8日 06:30

[映画.com ニュース] 映画を中心とした創作活動において、アイデアを実現するための資金をファンから直接募ることができる新しい資金調達の仕組みであるクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」(https://motion-gallery.net)が、2015年度グッドデザイン賞の「ものづくりデザイン賞」(中小企業庁長官賞)を受賞した。
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、人々の暮らし、産業、社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」。MotionGalleryが受賞した「ものづくりデザイン賞」は、全国の中小企業による製品開発の中から、特に優れていると認められるデザインに対して贈られるもので、グッドデザイン賞ベスト100の中から更に選出される特別賞。「すでに多くのクラウドファンディングサービスが生まれている中、その黎明期から支えて実績をつくってきたことが評価された。さらに映画や芸術などの表現を支えるプラットフォームとして、創造性と経済性を両立させることに、特に強みがあることも素晴らしい」との評価を得た。
MotionGalleryは、代表の大高健志氏が東京藝術大学で映画制作に取り組んでいた際、映画や現代芸術に留まらず、クリエイティブな活動において創造性と経済性が相反する難しさが制作環境をさらに困難にしている現状を目の当たりにし、創造性と経済性の幸福な関係性の構築のために2011年にスタートした。デザインコンセプトは、ドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」(応援者も創造者である事)で、デザインを手がけた黒川まみ氏は「どんなアイデアでも行動を起こすきっかけを得られて、どんな小さな応援でも後押しになる、そんな場を作る手伝いをしようと思った」としている。
スタート当初から、世界的な映画監督・映画作品のファンディングに携わり、「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」の佐々木芽生監督のクジラをテーマにした最新ドキュメンタリーや「リアリティのダンス&ホドロフスキーのDUNE ブルーレイBOX限定特装版<ウォーリアーズ・エディション>制作プロジェクト」、アッバス・キアロスタミ監督「ライク・サムワン・イン・ラブ」など、目標金額を大きく上回る達成率を記録するプロジェクトを数多く応援。コレクター(支援者)たちと一緒に日本、そして世界の映画祭に作品を送りだしている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)