山本晋也監督&高平哲郎氏、「東京オリンピック」のエピソード語る
2015年10月17日 15:25

[映画.com ニュース] 故市川崑さんが総監督を務めた五輪映画「東京オリンピック」(1965)が10月17日、京都で開催中の京都国際映画祭2015で上映され、映画監督の山本晋也、演出家の高平哲郎氏がよしもと祇園花月での舞台挨拶に出席した。
和田夏十、白坂依志夫、谷川俊太郎、市川監督の共同シナリオを軸に、ニュース、劇映画のキャメラマン164人が撮影にあたり、東京オリンピックが開催される模様を映し出した本作。山本監督はカメラマンとして現場入りしていたそうで、当時の東京の様子や、会場でのエピソードを披露した。
開会式は青天のもと行われたが、山本監督は「前日が雨で、明日は中止だなんて言っていた」と振り返る。そして「そうしたらどーんと青空で、『ああ、始まっちゃったんだ』と思った」と苦笑いを浮かべ、「ハトを8000羽飛ばしていましたね。ハトって、すぐどっかに行かなくて旋回するんだよ。8000羽がふんをするから、選手にかかっちゃって大騒ぎになりましたね」と明かしていた。
ピクトグラムが初めて採用されたオリンピックとしても知られており、山本監督はトイレの男女マークに言及。「子どもの“おしめ”を替えなきゃいけないお母さんが、どっちに入ったらいいかわからないから『めんどくせえや』って、トイレの前でその場で替えていた」といい、「それを撮っているカメラマンがいましたね。どうするのかなと思ったけど、さすがにそれは映画には入っていない」と語っていた。
また、映像美も見どころのひとつ。高校生のころに鑑賞したという高平氏は、「今のテレビだと汗が飛ぶ姿とか見られるけど、当時のテレビはそんなの見られなかった」としたうえで、「それが市川崑監督のこの映画を見たら、汗は飛ぶ、血は飛ぶ。ものすごい迫力でした」と絶賛した。山本監督も、体操で金メダルを獲得したベラ・チャスラフスカ選手のシーンについて「会場の観客が映っちゃうでしょ。市川崑監督は映画人だから『あの選手だけを撮りたい』と言って、真っ暗にして彼女だけにライティングして撮影しています」と解説していた。
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