「リトルウィッチアカデミア」潘めぐみ演じるアツコは「10代のころの自分そのまま」
2015年10月14日 16:20

[映画.com ニュース] 劇場用アニメ「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」が、10月9日から2週間限定で公開中だ。今作で主人公のアツコ・カガリ役を務めた声優の潘めぐみに、自身が演じたアッコの魅力や作品の見どころを聞いた。
前作「リトル ウィッチ アカデミア」は、文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」で、「キルラキル」を手がけたアニメスタジオ「TRIGGER」によって製作された。幼いころに見たシャイニィシャリオのショーで魔法の魅力を知り、ルーナノヴァ魔法学校に入学したアツコ・カガリが、ルームメイトのロッテ・ヤンソン、スーシィ・マンババランとともに、学校崩壊の危機に立ち向かう姿が描かれた。海外からの反響も大きく、続編製作のためにクラウドファンディング「Kickstarter」で一般からの投資を呼びかけたところ、目標額を大きく超える約7400万円が集まり、新作映画化が実現する運びとなった。
主人公アツコは「天真爛漫で、憧れや夢にむかって突っ走っていく元気な女の子」だ。しかし、一方では「周囲を振り回してしまうところもありました」。今作では、それが原因で仲間たちと衝突してしまうといい、「(アツコの)明るさの裏にある影の部分も描かれており、より人間らしいところが見えてきた」。
潘にとってアツコは、自他ともに認めるはまり役。収録は「苦労したところを探すのに苦労するくらい」スムーズだったそうで、「アツコの場合は『理解できない』ところがまったくないんです。10代の時の自分がそのまま映し出されているよう」。キャラクターの魅力についてたずねると、「イコール自分の好きなところですよね……」と照れながらも、「斜に構えることなく『信じることがあなたの魔法よ』というシャイニィシャリオの言葉通り、夢や憧れ、信じる心を諦めずに持ち続けているアツコが大好きです」と胸を張った。
今回の劇場公開は、前作との2本立て。前作の見どころとして「アツコたち以外のクラスメイト」を挙げる。「それぞれが、ちゃんとキャラクター性を感じられる動きをしています。誰ひとり欠けても成立しない世界です」とキャラクター描写の緻密さをアピール。新作は「ひとりでできることの限界と、みんなで頑張ることの大切さを教えてくれる作品。『誰ひとり欠けてもいけない』ということが、ストーリーでも、絵でも表現されています」と話し、「それは(Kickstarterでの出資者の名前が連なる)エンドロールも同じ。『みんなでつくった作品なんだ』という実感があります」と、多くのファンに支えられ作品を世に送り出せる感激を伝えた。
最後に「人生の中では、壁にぶつかって立ち止まって先に進めなくなることがありますが、そんな中でも人はひとりではありません。今回の作品では『みんなで同じところに向かっていけるんだよ』ということを伝えてくれています。アツコと同じように、誰でも使える魔法『信じる心』を忘れずに、みなさんも日々を突き進んでいただきたいなと思います。そのお力添えができれば、とても嬉しいです」と作品に期待を寄せるファンへメッセージを送った。
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