新婚・戸次重幸、「ホコリと幻想」観客からの祝福に感謝
2015年9月26日 23:28

[映画.com ニュース]戸次重幸主演の映画「ホコリと幻想」が9月26日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開され、戸次と鈴木聖史監督が舞台挨拶に出席。9月8日に女優・市川由衣との結婚を発表した戸次が登壇すると、観客は「おめでとう!」の合唱で祝福。これには戸次も満面の笑みを見せ、「ありがとうございます!」と感謝していた。
本作は、「東京でデザイナーとして活躍した」と自称する松野が、高校卒業以来となる帰郷で北海道・旭川の地を踏み、自身の過去や傷にもがきながらも木工モニュメント製作に打ち込む姿を描いた。戸次の故郷である北海道が舞台ということもあり、ロケ中のエピソードを聞かれると「(共演の)遠藤要くんが旭川に実在するラーメン屋の店主という役。そのラーメンを出演したスタッフや皆に振舞ってくれたことがあって、それは嬉しかったですね。ダイエット中でしたけど、遠藤君が振る舞ってくれたものだから食べなくては」としみじみと振り返った。
主演にあたり、戸次はストイックな姿勢で撮影に臨んだそうで、「お酒大好きなんですけど、願掛けの意味も込めて禁酒しました」と明かす。その一方で、「クランクアップして、真っすぐ寿司屋に行ってベロベロに酔っぱらいましたね。覚えていないんですから」と茶目っ気たっぷりに話し、客席を喜ばせた。そんな戸次とのタッグについて、鈴木監督は「常に一緒に戦ってもらっている感じのある現場でした」とほめちぎり、「本当にストイックな方だなと思いました。実際にお仕事してみて、自分も頑張らなきゃと思ったし、役に入り込んでいく姿を見て、役者魂を感じました」と最敬礼だった。
さらに戸次は、「私の演じる松野に振り回される周りのキャラクターにどっぷり感情移入するという、不思議な作品です。松野に振り回されるキャラクターのひとりになった気持ちで見られれば、映画をもっと楽しめると思います」と本作をアピール。最後のフォトセッション時には、自らポスターパネルを移動させる気配りも見せた。しかし一部の金具を小破させてしまい、慌てて修復した戸次は「ごめんなさい、良かれと思って……」と弁明し笑いをさらっていた。
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