ビートたけし、約13年ぶりに「浅草キッド」熱唱!観客1000人が総立ち
2015年9月22日 19:35

[映画.com ニュース]ビートたけしが9月22日、東京・浅草公会堂で行われた「第8回したまちコメディ映画祭in台東」のクロージングセレモニーに出席。今年の「コメディ栄誉賞」を受賞したたけしが舞台袖から姿を現すと、会場の3階席までを埋め尽くした約1000人の観客が、スタンディングオベーションと大歓声で出迎えた。たけしは、自身が作詞・作曲した「浅草キッド」を約13年ぶりに生披露し、客席を熱狂させた。
たけしは「浅草の舞台は、30何年ぶり」と感慨深げに挨拶したが、セッションする「サンボマスター」の山口隆に対し「架線に火をつけた自称ミュージシャンだろ?」と毒を吐くなど、ジョークの切れ味は絶好調。さらに、若手時代を振り返り「大学をクビになってやることがなくて、浅草にたどり着いたみたいな感じでした。死ぬ場所みたいなことで、浅草の芸人で死んでいけばいいやと思っていた」としみじみ。「運がよくテレビに出たり、映画ができたり、いい仕事に就くことができた。モツ煮込み屋で知らないお客さんが、お金のない自分に飲ませてくれた。それが僕の原点です」と明かし、再び浅草の地に立った喜びを噛みしめた。
同日には、たけしが芸人の第一歩を踏んだ「浅草フランス座演芸場東洋館」にも登場しただけに、映画祭総合プロデューサーのいとうせいこうは「今日は日本のコメディ史に残りますよ!」と大興奮。「この映画祭をやって来て良かった。たけしさんがオープニングにもクロージングにも、舞台挨拶にも来て頂いて、歌まで歌って頂いた。コメディは素晴らしい! 映画は素晴らしい!」と感激の絶叫をあげていた。
また、クロージングセレモニーの前には「ビートたけしリスペクトライブ」が開催され、「浅草ジンタ」「海藻姉妹」「サンボマスター」「ポカスカジャン」「ホフディラン」の5組のアーティストが会場を盛り上げた。
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