「野良スコ」内山勇士&LiLiCo&いとうせいこう、下町トークで大盛り上がり
2015年9月19日 21:05

[映画.com ニュース] ショートアニメ「紙兎ロペ」で人気を博した映像クリエイター・内山勇士が手がけた「野良スコ」の一挙上映イベントが9月19日、東京・台東区で開催されている「第8回したまちコメディ映画祭in台東」で行われ、内山監督をはじめ、プライベートでも親交の深いLiLiCo、いとうせいこうが東京国立博物館でのトークショーに出席した。
東京の下町で暮らす野良でスコティッシュフォールドのコタローと、街の住人たちの日常を描いたショートアニメ。葛飾区・立石で飲み会を開いているという3人は、“下町トーク”で大盛り上がり。いとうは、浅草の魅力を「夜の11時半か12時くらいに、すごいかっこいい着物を着たおじいさんと、ダンディーな洋服のおじいさんを見た。でも、ダンディーな方が泥酔して座り込んじゃってるの。80歳くらいの人たちで、悪い仲間なんだろうね。それを見た時は、良い街だなと思ったんだよ!」と明かし、客席の笑いを誘っていた。
また、内山監督の手元を映すビデオカメラが用意され、コタローを描写する模様がスクリーンに投影。さらに、いとうやLiLiCoが街で見かけた“ナイスキャラ”のエピソードを披露し、それを内山監督がその場で描くことに。「ラジオを首から下げ、爆音で流しているおじさん」「ペットボトルを電話に見立て『振り込みはいつ?』と話しかけているおじさん」といった新キャラクターが生まれるたびに会場は爆笑に包まれ、登壇陣は「いかに『野良スコ』の劇中に登場させるか」という妄想を繰り広げていた。
さらに、LiLiCoは「私を描いてみなさいよ!」とリクエスト。「私、プロレスデビューしたからね!」というLiLiCoの脅しに内山監督は戦々恐々で、途中まで似顔絵を描いた時点で「ちょっと、これなしにしてください! 手の震えが……」と悲鳴を上げた。それでも、内山監督は「これからも『野良スコ』を作っていく予定で、今はネタを作っています。(今回生まれた)こういうキャラクターは本当に必要で、全部作りたいですね」と意欲をのぞかせ、LiLiCoが「来年のこのイベントで、上映するということでしょ!」と提案すると、観客からは喝さいが沸き起こっていた。
同映画祭は、9月22日まで開催。
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