稲川淳二、サマソニでの“怪談ナイト”観客動員1万人に仰天
2015年8月17日 16:04

[映画.com ニュース] 「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」のスタッフが製作を手がけたサスペンスホラー「死霊高校」の特別イベントが8月17日、都内で行われ、タレントで怪談家の稲川淳二、女子高生シンガーソングライターの井上苑子が出席した。
稲川が毎年実施するイベント“怪談ナイト”は人気を博し、今年はチケットの完売が相次いでいるという。2日前には「サマーソニック2015」で怪談ナイトを敢行したそうで、「(周囲が)うるさいし明るいし、人が来ないと思っていたら、スタッフが『大変です! 1万人入っています!』。自分が驚きましたよ、これ(怪談)を商売にするとは思っていなかったんですから」と仰天の面持ちで話していた。
POV(主観映像)形式で、呪われた高校の恐怖を描く今作。会場には約30人の女子高生が招待されており、稲川は客席を見渡し「17歳というのは、霊感が一番強い時期なんですよ」とニヤリ。その理由を「ポルターガイストを研究していたニューヨークの数学者がいて、6、7年前にニューヨークタイムズに発表したんです。『25年間ずっと研究してきたが、何もわからなかった。ただひとつわかったことは、どの家にも17歳の娘がいたことだ』というんですよ」と説明し、「17歳は(霊を)見るんですよ。あなたとかあなたとか、見るんだ」と観客の恐怖をあおっていた。
また、映画については「またやられたなと思った」と脱帽しきり。「まず、お金がかかっていない。次は、普通、恐怖ものは絶対的な沈黙がある。その瞬間が怖いわけです。音の闇というものがあって、霊は耳で見るくらいですから。ところがこれは、音の闇がない。のべつ幕なしにしゃべっている」と魅力を語り、「従来の恐怖ものとは全く違う観点を感じましたね」と手放しで絶賛していた。
さらに壇上では、稲川が学校にまつわる怪談を披露。稲川の巧みな話術に客席からはうめき声が漏れ、井上は「めっちゃ怖かった! 話でこんなに怖がらせるというのはすごかったです」と身をよじりながら怖がっていた。「死霊高校」は、8月22日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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