向井理&綾野剛の熱い抱擁にファン悲鳴!
2015年8月11日 20:22
[映画.com ニュース] 向井理主演の連続ドラマを映画化した「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」の完成披露試写会が8月11日、都内で行われ、向井をはじめ共演の綾野剛、新垣結衣、大森南朋、池内博之、高橋努、吹石一恵、青木崇高、平山浩行、平野俊一監督が舞台挨拶に出席した。登壇した向井と綾野が熱い抱擁を交わすと、客席を埋めつくした約470人のファンからは、悲鳴にも似た歓声が上がっていた。
凶悪犯を生きたまま確保することを目的に設立された、警察庁特殊急襲捜査班“NPS”の活躍を描く。ドラマ版の放送前から製作が決定していた劇場版では、核燃料を積載した巨大タンカーの乗っ取りという緊急事態に、NPSが最後の作戦に挑む。
主人公・神御蔵一號を演じ切った向井は、「今日が(今作の)初お披露目ということで、我々が命を懸けて作ってきた作品が、皆さんに見て頂けるということで感無量です」と感激の様子で挨拶。林イルマ役の新垣も、「完成した映画を見た時に、見ているだけなのに熱い気持ちにさせてもらいました。今日も暑くて、いち早く見たいと思ってくださっている皆さんの熱い思いに触れて、とても嬉しいです」とほほ笑んでいた。
さらに向井は、神御蔵のライバル・蘇我伊織役の綾野との共演を「蘇我とセリフを交わすシーンがありますが、連ドラを見ていない人でもふたりの関係性や、バックボーンがわかります。短いシーンですけど、すごく説得力があります。試写を初めて見た時に、ああ、良かったなと思いました」と振り返る。これを受け、綾野は「(向井とは)共演者を越えて友人関係でもあるんですが、映画をきっかけに関係性が深まり、本当に長い付き合いになるだろうなと感じます」と信頼感をのぞかせ、「10年後、(神御と蘇我が)お互いが隊長になっていたら面白いなと思います」と期待を寄せていた。
また今作は、3カ月以上に及ぶロケを敢行。長期間の過酷な環境だったが、平野監督は「向井君の気合、意気込み、迫力、オーラに圧倒されました」と手放しで絶賛。そして、「見ていてしびれましたし、この作品はいけると確信しました。新垣さんや綾野君、ほかの面々もそれに引っ張られたんじゃないかなと思いますね」と太鼓判を押していた。
「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」は、8月29日から全国公開。
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