常盤貴子、若手女優・芳根京子にそっくり発言で「失礼かしら?(笑)」
2015年8月7日 20:22
[映画.com ニュース] 常盤貴子主演作「向日葵の丘 1983年・夏」の完成披露試写会が8月7日、東京・品川プリンスシネマで行われ、常盤をはじめ、田中美里、藤田朋子、芳根京子、藤井武美、百川晴香、太田隆文監督が舞台挨拶に出席した。
映画は、常盤演じる主人公多香子が、田中扮する高校時代の友人の余命が幾ばくもないことを知り、青春時代を回想しながら故郷に戻るという物語。浴衣姿で登場した女優陣は、1983年と2013年それぞれのヒロインを“大人チーム”“ヤングチーム”と呼び合い、和気あいあいと挨拶が始まった。
田中は、見どころのひとつとして「ヤングチームと顔が似てくる」ことを上げ、「芳根さんと常盤さんは本当にそっくりだった」と述懐。常盤も「今は違うけど、撮影中は我ながらそっくりだなあと。『写真撮ってみない?』と言ったら本当にそっくりだった」と大興奮で語ったが、「あ、失礼かしら?(笑)」と芳根に振り向き、会場の笑いを誘っていた。
さらに常盤は、「鉄が好きなんです。鉄オタというよりは、大きな鉄が好きで、車とか飛行機とかなんでもいい」と意外な趣味を明かし、静岡ロケ中に乗った私鉄・大井川鉄道を大絶賛。「本当に素晴らしい景色。休みの日に鉄道に乗って楽しみました。興奮しすぎて鼻血が出そうで大変でした」と嬉しそうに語っていた。
また、芳根は「ずっと3人で1カ月、朝から晩まで全ての時間をともにしてきたので、ものすごく仲良くなった。今でも3人でご飯に行ったり、ディズニーに行ったり、すごくいい仲間ができたと思っています」とニッコリ。藤井も「ヤングチームでスタッフさんに餃子を作った。何個かは辛子入り(笑)」といたずらを告白し、仲の良さをうかがわせていた。
“大人チーム”も負けておらず、この日のために劇中と同じ金髪に染め直したという藤田は、「撮影で3人揃ったのは1日だけ。なのに、古いお友だち感があふれていて、私たちにとっても大きな収穫だったと後で話しました」と真摯に語った。常盤は「83年という時代は、今よりは少し不便だったかもしれないですが、心はとっても豊かだったように思います。その時代に、この映画を見ることによって戻ってもらえたらなと思います」と映画をアピールしていた。
「向日葵の丘 1983年・夏」は8月22日から東京・品川プリンスシネマほか全国で公開。