内村光良、劇場版「内さま」は「何も残らない映画」と自虐でアピール
2015年8月3日 16:10

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良と「さまぁ~ず」の三村マサカズ、大竹一樹が出演する人気バラエティ番組を映画化した「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」の完成披露試写会が8月3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、内村、三村、大竹をはじめ、藤原令子、久保田悠来らが舞台挨拶に出席した。
内村は、開口一番「見終わった後に何も残らない映画だと思っています」と自虐的に挨拶し、大竹も「2、3回見ても『あれ、見てないんじゃないかな』という気分になる」と同調した。今作の主役を務める三村は、「監督からは『セリフがないところは結構いい演技してた』って言われている。セリフあるとくちゃくちゃになっちゃう(笑)」と明かし、“ゆるさ”が売りの「内村さまぁ~ず」らしい映画に仕上がっていることをうかがわせた。
この日は、本編に出演し、MCも務めたイジリー岡田や「TIM」のレッド吉田、「ドランクドラゴン」の鈴木拓ら総勢18人の芸人たちが結集し、映画に関するクイズに大喜利形式で挑戦した。優勝者には劇中で使用された看板がプレゼントされることになったが、芸人たちは満員の客席に緊張の面持ち。プレッシャーに耐えかねた「ハマカーン」の浜谷健司は、「いらねーよ、こんな看板!」とさじを投げ、会場の笑いを誘っていた。
さらに、主題歌「これが私の生きる道」を歌う「PUFFY」の大貫亜美と吉村由美がサプライズ登場。「女優としていい演技ができたと思います」と胸を張る吉村を、三村は「全米が泣いたんじゃないですか」と絶賛。内村が「よく受けてくださったなと思いました」というと、大貫は「出番少なくないですか? 何ならもっと。セリフ欲しかったです」と明かし、三村は「言ってみるもんですね」と驚いた様子で語っていた。
映画は、依頼者の悩みを芝居として演じることで解決する探偵事務所兼劇団の「エンジェル社」を舞台に、同社で働く三田村マサル(三村)、内山次郎(内村)、大島耕作(大竹)が、風変わりな依頼を引き受ける姿を描く。
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