「ナルト」原作・岸本斉史氏、続編への期待に苦笑「休ませてください」
2015年7月28日 20:30

[映画.com ニュース] 岸本斉史氏の大ヒット漫画「NARUTO ナルト」の主人公うずまきナルトの息子・うずまきボルトを主人公に描く劇場用アニメーション「BORUTO NARUTO THE MOVIE」の完成披露試写会が7月28日、東京・霞が関のイイノホールで行われ、ボルトの声を演じた三瓶由布子をはじめ、竹内順子、菊池こころ、杉山紀彰、小野賢章、浪川大輔の声優陣と、岸本氏が舞台挨拶に出席した。
いちファンとして今作の公開をニュースで知ったという三瓶は、「(映画化が)楽しみだなと期待した。でもいざ自分がやることになったら、この期待が自分に向けられているんだと思って、眠れませんでした」と緊張の面持ちで語った。しかし出来栄えには自信をのぞかせ、「続きが気になる映画です」と岸本氏をチラリ。「これ以上のものは描けない」と公言している岸本氏は、消え入りそうな声で「無理です。もう休ませてください」と苦笑していた。
そんな岸本氏も、映画については「完璧です。大満足でした。自分で描いておいてなんですが、バッチリです」と満面の笑みを浮かべ、「ナルトのお決まりのセリフは入れるようにしたので、ファンの方に喜んでもらえると思う。この映画のために連載以上に頑張って力を注ぎ込んできました」と胸を張った。さらに、「うちの息子もボルトくらい大きくなって、ほとんど自分の私生活をそのまま映画にしたようになってしまいました」と告白し、観客の興味をあおっていた。
この日は、主題歌を担当した4人組ロックバンド「KANA-BOON(カナブーン)」も応援に駆け付け、「ダイバー」を生演奏。熱のこもった演奏に、登壇陣と客席からは惜しみない拍手が送られた。岸本氏は同バンドを「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)以来の鳥肌が立った」と大絶賛。「かっこよかったです。泣きそうになっちゃった」と感動を隠し切れない様子で語っていた。
「NARUTO ナルト」は、2014年11月に「週刊少年ジャンプ」で15年間にわたる連載を終了し、同年12月6日に公開された映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」を皮切りに、「NARUTO新時代開幕プロジェクト」をスタート。今作はその集大成として、岸本氏が原作、脚本、キャラクターデザイン、そして製作総指揮を兼任している。
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