笑福亭鶴瓶、グルー役で「ミニオンズ」続投 カツラ&コスプレを披露
2015年7月21日 16:00

[映画.com ニュース]落語家の笑福亭鶴瓶が、3Dアニメーション映画「怪盗グルー」シリーズ最新作「ミニオンズ」にグルー役で続投することが7月21日発表され、ともに声優を務めた女優の天海祐希、宮野真守、LiSA、子役の藤田彩華ちゃんらと、ザ・ペニンシュラホテル東京で行われた会見に出席した。
今作でグルーの少年期を演じた鶴瓶は、劇中のグルー少年を再現したカツラと衣装で、完全なコスプレ姿を披露。これには天海らも大爆笑だったが、鶴瓶は「勝手に作って楽屋に置いてあった。僕63ですよ。上方落語協会の副会長」とスタッフをチラリ。苦言を呈しながらもノリノリで、「眉毛も描いたんですよ」と自らアピールていた。
さらに鶴瓶は、最強のボスを求めて旅に出るミニオンたちにちなみ、自らの“今求めているもの”について「生きている限り舞台でいいものを作っていきたい。こういうのも落語に返る」とプロの顔を覗かせた。続けて「ミニオン落語も作れますよ」と言い、共演陣を驚かせていた。
またこの日は、完成したばかりの吹き替えシーンが公開され、天海は「さらされる感じ。恥ずかしい」と照れを隠せない様子。しかし、プロの声優である宮野から「すごい格好いいです!」と絶賛されると、「すみません、太字でお願いします!」とおどけながら報道陣にリクエストしていた。
終始ミニオンたちに「かわいい!」と目を細める登壇者たちだったが、天海はその魅力について「一生懸命で悪気が全然ない。へこたれないの。すごく勇気をもらえて、大人のお姉さま方から見てもとても可愛らしいと思います」と力説。鶴瓶も「見たら幸せになる」としっかり映画をアピールしていた。
「ミニオンズ」は、ミニオンたちが怪盗グルーに出会う前の物語。「最強最悪のボスに仕えること」を目的に地上に現れたミニオンたちが、世界初の女悪党スカーレット・オーバーキル(天海)に出会い、大騒動を巻き起こすさまをコミカルに描く。7月31日から東京・TOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。
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