「インサイド・ヘッド」声優の竹内結子&大竹しのぶ、女性書家・紫舟の生パフォーマンスに感動!
2015年7月7日 17:45

[映画.com ニュース] ディズニー/ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」で、日本語吹き替え声優を務めた竹内結子と大竹しのぶが7月7日、東京・恵比寿ガーデンホールで行われた同作の七夕イベントに参加した。会場には、作品に登場する5つの感情を漢字で表現したビジュアルが話題を呼んでいる女性書家・紫舟も駆けつけ、映画をイメージした書をしたためるライブパフォーマンスに臨んだ。
映画は、11歳の少女ライリーの頭の中を舞台にした冒険ファンタジー。頭の中の“司令室”からライリーをコントロールする5つの感情、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミが、ライリーが新生活を始めたことをきっかけに騒動に巻き込まれる。
竹内と大竹は、七夕らしく浴衣姿で登場。司会から「姉妹のようだ」と言われると、大竹が「やった!」と笑みを浮かべた。演じたキャラクターに話題が及ぶと、ヨロコビ役の竹内は「ヨロコビは感情たちのリーダーで、いつだって楽しいことを考えようとする」、カナシミ役の大竹も「ヨロコビがいるから悲しんでいられる。そういう意味では、カナシミは甘えん坊さんなんだなと思います」と持論を展開。アサガオがあしらわれた浴衣で登場した紫舟は、「インサイド・ヘッド」の漢字ビジュアルの製作風景を「ヨロコビはどう書こうか悩みましたが、生まれたての赤ちゃんのように表現しました」と振り返り、「このビジュアルは海外からも反響があり、私たちが扱うのは文字だけだけれど、文化を越えられたと感じました」と感慨深げに語った。
巨大な和紙を使ったパフォーマンスに挑んだ紫舟は、ヨロコビとカナシミのイメージカラーである黄色と青色を使い、「喜」「悲」「涙」を書き上げた。紫舟は、以前突然泣いてしまった体験を明かし「今思えば、自分の感情にふたをしていた。今回の映画は自分の感情と向き合うことを描いていて、温かな涙が流れるようなメッセージを込めました」と説明。竹内と大竹は、「物語の中のライリーの心の動きを表している」(竹内)、「紫舟さんが書かれているのが『涙』とわかったときに感動しました」(大竹)と、パフォーマンスに圧倒された様子だった。
また、竹内と大竹は願いを書いた短冊を披露。大竹の「カナシミに溢(あふ)れても、すぐそばにいつもヨロコビがいてくれる世界になりますように」に対し、「世界一周の船旅に行けますように」と書いた竹内は「個人的な願いですみません」と恐縮しきり。「でも、自分の感情をアピールすることも大事ですよね」と発言し、会場の笑いを誘っていた。
「インサイド・ヘッド」は7月18日から全国公開。
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