北川景子、血まみれアクションに挑戦「汚しのメイクが楽しい」
2015年7月2日 19:00
[映画.com ニュース]女優の北川景子主演のドラマ「探偵の探偵」の完成披露試写会が7月2日、都内で行われ、北川はじめ、共演の川口春奈、三浦貴大、ディーン・フジオカ、ユースケ・サンタマリア、井浦新が舞台挨拶に出席した。
今作で初の本格アクションに挑戦する北川は、「アクションシーンは大変だけど、達成感と充実感を得られる。普段は髪の毛1本もきれいにしなくちゃいけないことが多いけど、今は自分でぐしゃぐしゃにしたり、血をつけたり、汚れた土を塗りつけたり、いかに自然に汚れられるかをテーマにやっていて、汚しのメイクが楽しくてしょうがない。早く血だらけのところをお見せしたいなと思っています」と、撮影を満喫している様子をうかがわせた。
また、撮影現場の様子について「2か月があっという間。アクションも多いですし、(役の)玲奈は頭脳明晰で、やってみて大変だったことはたくさんある」と真摯な眼差し。アクションは撮影の1カ月程前から練習したといい、「今は手ごたえしかない。アクションも練習の成果が出せていると思うし、とにかく皆さんに早く見てほしい」と自信をのぞかせた。
一方、大手探偵社の社長で、自己顕示欲の強い男・阿比留佳則を演じるユースケは、「スパイスになる変な奴がひとりいたらいいなと本を読んで思って、俺がやるしかないなと。俺さえいなければ、超かっこいいハードボイルドなアクション満載のドラマになったかもしれないけど、オファーしたのそちらですからね」と言いたい放題。しかし会場に原作者の松岡圭祐氏が来場していることを知ると、「原作ファンを納得させようと守りに入るのではなく、俺にしかできない(役の)阿比留をやろうと集中してやってます」とコメントを軌道修正し、「(来てるって)言っといてよ!」とタジタジになっていた。
また、北川は“戦う女性”つながりで、本日サッカー女子ワールドカップ決勝戦への切符を手にした日本女子代表選手たちに、「今回は強い女性がいたっていいじゃないかという思いで演じている。なでしこのみなさんは、女性だけどすごくタフでかっこいいなと思う。日本全国の女性があこがれる存在だと思うので、最後までこの勢いで頑張って頂きたいなと思います」とエールを送っていた。
今作は、累計80万部を突破した松岡圭祐氏の同名小説を原作に、暗い過去を持つ主人公の女探偵・紗崎玲奈(北川)が、悪徳探偵業者を調査・追求していく姿を描く。
ドラマ「探偵の探偵」は、7月9日からフジテレビで毎週木曜午後10時放送。初回は15分拡大。
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