「進撃の巨人」梶裕貴&石川由依&井上麻里奈、ファン420人と「心臓を捧げよ!」
2015年6月27日 16:15
[映画.com ニュース] 諫山創氏の大ヒットコミックをアニメ化したテレビシリーズの劇場版後編「劇場版『進撃の巨人』後編 自由の翼」が6月27日、全国77スクリーンで公開初日を迎え、声優を務めた梶裕貴(エレン・イェーガー役)、石川由依(ミカサ・アッカーマン役)、井上麻里奈(アルミン・アルレルト役)、荒木哲郎監督が、東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。
今作は、2013年に放送されたテレビ版全25話を再構成した劇場版の後編。初日を迎え、梶は「やっと皆さんにご覧いただけるというのが正直なところ」としみじみ話し、「前編を見た時に、早く後編を見たいなと僕自身思ったので、皆さんも楽しみにしてきたんだと思う」とほほ笑んだ。そして荒木監督は、「この作品の良いところは、アクション以上にドラマ。エモーションが皆さんに届けばいいと思って作り、いけるはずだと思っています。よくまとまったんです」と自信をのぞかせた。
一方、バトルシーンの白熱ぶりに言及した石川は、「見終わった後に、『面白かった』と改めて思える作品になりました!」とニッコリ。戦略の面から調査兵団を支えるアルミン役を演じた井上は、「特に彼の良さが前面に出てくる。彼の視線や、何を考えているのかということに注目してもらえれば、さらに面白いと思います!」とアピールに努めていた。
また今作でも、前編と同様に新規カットが多数盛り込まれている。梶は「総集編でありながら新規カットもいくつかあります。新しく音声を収録したシーンが結構あるんです!」といい、「このシーン、ちょっとセリフが違う、短くなっているなと気づいてくださると、かなりの進撃マニアだと認定します」と観客の期待をあおっていた。
テレビシリーズ後半の第14~25話を凝縮した今作は、調査兵団のリヴァイ兵長や、女型の巨人も登場。巨人化する能力に目覚めたエレンは、人類と巨人の壮絶な戦いに身を投じていく。