「サムライフ」文化財に!松岡茉優&森谷雄監督、大喜び
2015年6月6日 17:51

[映画.com ニュース]森谷雄の監督デビュー作「サムライフ」が6月6日、兵庫・OSシネマズ ミント神戸で開催中の「2015年 神戸三宮映画祭」でクロージング作品として上映され、ヒロインの松岡茉優と森谷監督が舞台挨拶に立った。この日は、今作が社会保障審議会福祉文化財に指定されたことが発表された。松岡は、「お国から認められたってことですか? 皆さん、これから文化財を見るんですよ!」と満面の笑み。森谷監督も、「まさか自分の映画が文化財になるとは思いませんでした」と相好を崩し、松岡と喜んだ。
三浦貴大が主演した今作は、今作は長野県出身の元高等学校教員である長岡秀貴氏が、認定NPO法人「侍学園スクオーラ・今人(いまじん)」を設立するまでを記した同名自伝をもとに、理想の学校づくりに情熱を注いだ若者たちの奮闘を描いている。森谷監督は8年前から映画化構想を練ってきたが、松岡は「今で良かった! 8年前だったら12歳だったもん」と明かした。
森谷監督は、主演の三浦がロケ地・長野県上田市を気に入っていることを明かし、「毎月行っているんですよ、上田に」とあきれ顔。松岡は、「上田に行けば映画の聖地巡礼ができますよ! 長岡先生もいらっしゃるので、現実とつながっています」とアピールに努めた。
また松岡は、場内からの「かわいい!」コールに大照れ。「いやいやいや」と謙そんし、「東京生まれなもので、関西圏にあまり来られず、今日はドキドキでした。でも、こんなに集まってくださり、本当に嬉しいです」と客席に向けて大きく手を振っていた。
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