大泉洋がセクハラ疑惑を肯定!?
2015年6月5日 17:30

[映画.com ニュース] 「駆込み女と駆出し男」のヒットを記念した舞台挨拶が6月4日、東京・TOHOシネマズ日本橋で開催され、主演の大泉洋、共演の陽月華、原田眞人監督が観客に大入り袋をプレゼント。原田監督は、観客動員数200万人突破での続編製作構想を明らかにした。
同作は、故井上ひさしさんの小説「東慶寺花だより」(文春文庫刊)を原案に、江戸時代に夫と離婚するために妻が駆け込む「縁切寺」を舞台にしたドラマが人情たっぷりに描かれるもの。動員数は公開19日間で約60万人、興行収入は10億円を突破し、この日は客席を回る大泉らによって、感謝の印として大入り袋が配られた。
ヒットの手応えを大泉自身も日々感じているようで「事務所にファンメールがウワッと来ています。2回、3回と見ている方も多くてハマるってこういうことかと。私はとにかくほめられるのが好きなので、寸暇を惜しんでそのメールを見てます!」と語る。特に離婚調停人として女性のために奔走する、大泉演じる信次郎への共感の声が多いようで、「いま私の朝ドラの役(『まれ』の主人公の父親役)の評判がものすごく悪くて、『お前がダメだから娘が苦労する』とか言われるんですが、信次郎は株が上がっていいですね」と笑顔を見せた。
縁切寺の院代・法秀尼を演じた陽月は、劇中では常に白頭巾をかぶっており、大泉から「きみは今日はずいぶん、だましているな」とギャップをイジられていたが、本人も「頭巾がないと監督にも毎回『誰?』と言われるんです」と苦笑い。以前の舞台挨拶で、陽月が薙刀(なぎなた)の練習時、大泉が「(薙刀の代わりに)僕の腕を使うかい?」と言ってきたと明かして「大泉セクハラ!」と報道されたが、「そんなつもりではなかったんです」と弁解。「私が緊張していたので、気を遣ってお題を出してくれたんです」とかばったが、大泉は「この人、こんなきれいな感じで立っていますが、本当は面白い人で、イジるといろいろ出てくるんです。化学変化が楽しみで言った」と明かし、ニュースが出た当日の深夜に陽月からお詫びのメールが届いたことを暴露して、会場の笑いを誘った。
「駆込み女と駆出し男」は、6月10日からスタートするトロント日本映画祭のオープニング作品として上映されるほか、上海国際映画祭のパノラマ部門に出品されることも決定。トロント入りする原田監督は海外の反応に期待を寄せつつ、「もっとこれから時代劇を作ります。200万人を突破したら続編も作ります」と宣言し、会場を沸かせた。
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