Ultra HD Blu-ray規格策定し新ロゴ発表、今夏からライセンス開始
2015年5月14日 07:00

[映画.com ニュース] ブルーレイディスクの規格プロモーションやビジネス促進を目的に活動しているブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は5月11日(現地時間)、米ロサンゼルスでUltra HD Blu-ray(ウルトラ・エイチディー・ブルーレイ)規格の策定が完了したことを、同製品の目印となる新たなロゴマークとともに発表した。
家電業界、IT業界、コンテンツ業界の主要各社の協力で開発された同規格は、急速に普及が進む家庭用UHD(超高精細)テレビで、Ultra HD Blu-rayのブルーレイディスクによるUltra HDコンテンツの再生を可能にするもの。同規格の策定が完了したことにより、今後のホームエンタテインメント体験には解像度の改善だけでなく、様々な面で飛躍的な向上が期待されている。解像度が最大3840×2160ピクセルになるほか、色調も豊かになり、識別可能な信号の最小値と最大値の比率であるダイナミックレンジや、動画における画面表示速度であるフレームレートを拡張したコンテンツ再生も可能に。次世代の没入型でオブジェクト指向(操作手順よりも操作対象に重点を置く考え方)の音楽規格にも対応している。
さらに、オプション機能のデジタルブリッジ(ブルーレイディスクからHDDなどへの限定回数コピーができる仕掛け)により、購入したコンテンツが自宅のプレイヤーだけでなくモバイル機器でも楽しめるようになるなど、コンテンツを所有する価値がさらに高まる。同規格に準拠した新たに発売されるすべてのUltra HD Blu-rayプレイヤーには、既存のブルーレイディスクの再生にも対応することが義務付けられているので、これまでに発売されている1万タイトル以上ものブルーレイディスクを引き続き楽しむことが出来る。
ライセンス(使用許諾)は今夏から開始される予定。BDAは、コンテンツのオーサリング制作・評価・認証・ディスク製造などのビジネスに従事する主要各社と密接に連携しながら、プレイヤーとソフトの互換性を確立するためのツールやプロセスの開発、Ultra HD Blu-ray対応機器とコンテンツの普及を促進するための健全なエコシステムの構築にあたっていくとしている。
なお、BDAにはドルビーラボラトリーズ、DTS、日立製作所、インテル、フィリップス、LG電子、マイクロソフト、三菱電機、オラクル、パナソニック、パイオニア、サムスン電子、シャープ、ソニー、テクニカラー、東芝、20世紀フォックス、ユニバーサルスタジオ、ウォルト・ディズニー、ワーナー・ブラザーズをはじめ、100社以上が加盟している。
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