哀川翔、宮川大輔の“ネタ”不発も芸能生活30周年記念「Zアイランド」に絶対の自信
2015年4月27日 21:00
哀川の節目となる“祭り”を祝おうと集まった品川ヒロシ監督をはじめ共演の鶴見辰吾、鈴木砂羽、木村祐一ら総勢14人が舞台挨拶に登壇。のはずが宮川大輔だけが姿を見せず、BGMが流れたのを合図にゾンビのメイクで客席後方から現れ通路を疾走しながら観客に襲い掛かった。
だが、予想したようなけん騒にはならず、哀川は「皆が怖がって騒ぎが起きるはずだったんでしょ。やめておきゃ良かったね」とダメ出し。鈴木からは「5月16日(の初日)までに対策を考えようね」と慰められ、宮川は「撮影が終わってからこればっかりですよ。僕もスーツ着たい、おしゃれしたい」とぶ然とした表情で吐き捨てた。
それでも哀川は、気心の知れた面々に囲まれ「素敵なメンバーに囲まれ大変うれしく思う。感謝しています」と感慨深げ。映画については「思い切り笑って、驚いてちょっと恐怖を味わってもらい、最後は涙しちゃうみたいな、エンタテインメントになっています」と自信たっぷりにアピールした。
やくざとZ(ゾンビ)の生き残りを懸けた戦いを描く内容のため、芸能界で生き残る秘けつは、というお題が出ると「敵をつくらない」と回答。早寝早起きで知られるだけに「敵をつくると足を引っ張られて大変なことになる。戦ってもいいことはないから、早く寝る。俺の一番の攻撃手段は朝の電話」と持論を展開した。
これには、品川監督が「朝4時半に電話してくるんですよ」とクレーム。「4時に起きて、30分我慢したって言うから、だったらもう4~5時間我慢してくれよって話ですよ」とグチることしきりだった。
なお、舞台挨拶にはほかに風間俊介、「千鳥」大悟、「野性爆弾」川島邦裕、山本舞香、般若、シシド・カフカ、dTVでこの日から配信されたスピンオフドラマ「Zアイランド 関東極道炎上篇」に出演の村上淳、上地雄輔が顔をそろえた。
「Zアイランド」は、元やくざの組長が家出した舎弟の娘を探しに向かった島で、原因不明の疫病から大量発生したZ、敵対する関西の組織と壮絶なサバイバルを繰り広げるアクション・エンタテインメント。5月16日から全国で公開される。