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菊池亜希子「聞かれすぎる」理想の結婚は「ネガティブな感情共有できる人」

2015年4月23日 20:50

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舞台挨拶に立った菊池亜希子、中島歩(中央)ら
舞台挨拶に立った菊池亜希子、中島歩(中央)ら

[映画.com ニュース] 女優の菊池亜希子と俳優の中島歩がダブル主演の映画「グッド・ストライプス」の完成披露試写会が4月23日、都内のホールで行われた。

2人が演じたのは、マンネリに陥り別れようかと考えていたところ妊娠が発覚し結婚に向かっていくという役どころ。長編デビューとなる岨手由貴子監督によるオリジナル脚本で、菊池は「私も含め友人ら同世代にとっては切実な問題で、この物語を必要としている人はいっぱいいるのでは。結婚の形はいろいろだけれど、ハードルを優しく下げてくれるような脚本で、作品として完成させたいと思いました」と振り返った。

自身の理想の結婚について聞かれると、「私たりの世代って、本当に聞かれすぎるんですよねえ。実家の母にも」と苦笑い。そして、「でもそれを通り越した時代というか、友人関係でも言えることですけれど、いいなと思うことを共有できることは大事で、イヤなことやしんどいといったネガティブな感情も共有できて認められる人は信用できますね」と真摯に語った。

一方、相手役の中島は、NHK朝のテレビ小説「花子とアン」で注目された期待株で、優柔不断なお坊ちゃまという役どころ。「こうならないように注意している男の子なので距離があった。監督とのリハーサルで精神が荒れ狂って不安なスタートだった」と恐縮しながら話した。

だが、岨手監督が「不安定になっていたけれど、次の日に声をかけたら『真央ちゃん、見ましたあ?』って言ってきた。この図太さならやり切れると確信した」と暴露。撮影時はソチ五輪の期間だったため、フィギュアスケートの浅田真央を見たようで、中島は「あの時の浅田真央ちゃんに共感して、おこがましいけれど、自分を重ねたんです。それで、やれる状態に持っていった」と弁解していた。

グッド・ストライプス」は、自由奔放な文系女子と、優柔不断なお坊ちゃまのカップルが妊娠を機に、お互いの感情をぶつけ反発し合いながら結婚への準備を進めていく人間ドラマ。ほかに臼田あさ美、杏子らが共演。5月30日から全国で公開される。

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