「銀座久兵衛」三代目店主、映画舞台挨拶に登場「本物のすしをお伝えすることが大事」
2015年4月12日 08:10

[映画.com ニュース] 世界でブームを巻き起こしている食文化「和食」に迫ったドキュメンタリー映画「和食ドリーム」が4月11日、関東3スクリーンで封切られ、出演した「銀座久兵衛」の店主ですし職人の今田景久さんが、製作総指揮の鈴木隆一とともに東京・テアトル新宿での舞台挨拶に登壇した。
映画は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中で親しまれている「和食」の普及に人生をかけた人々の様子を映し出す。日本と、“和食ブーム”が顕著なアメリカの両国の視点から和食の本質に迫る。
今田さんは、多くの文化人、著名人に愛されてきた老舗すし店「銀座久兵衛」の三代目店主。この日の舞台挨拶が午前中に行われたため、「本来ならばカウンターに立ち、ランチのおすしを握っております」と照れ笑いで挨拶した。世界中に広がる「和食」ブームと、その代表ともいえるすしについて「今アメリカで召し上がって頂くものは、そこで根付いた歴史や背景がある」と肯定しながらも、「世界各国からお客様がいらっしゃったときに、『これが本物のおすしだよ』とお伝えすることが大事だと思います」と“本物”を守り抜いていくことの大切さを訴えた。
さらに、現在は海外からの来客も多いといい「最近はほとんど好き嫌いをおっしゃることなく、いろんなものを召し上がって頂いている。それだけ認知されてきたのかなと感じております」と感慨深げ。さらに、「(海外からの客が)日本語で『コハダ?』とおっしゃって、わかるんだ! とびっくりしました」と嬉しそうにほほ笑んでいた。
また、「仕事をしていて楽しいなと思うんです。おすしを食べるのも好き。その気持ちが大切なんでしょうね」と心が最も大事といい、「食にまつわる全てのものに多くの人の心や思いが詰まっております。ちょっとだけそこに思いを馳せる時間を頂けたら幸いです」と観客に呼びかけた。
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