箭内道彦がとらえるBRAHMANの素顔 ドキュメンタリー映画、7月4日公開
2015年4月10日 12:00

[映画.com ニュース]クリエイティブディレクターの箭内道彦氏が初めてメガホンをとり、ハードコアパンクバンド「BRAHMAN」を追ったドキュメンタリー映画「ブラフマン」が、7月4日に劇場公開されることが決定した。あわせて、箭内氏が撮影した写真を使用したポスタービジュアルが完成した。
1995年の結成から、今年で20周年を迎えるBRAHMAN。「静と動」をテーマにしたエモーショナルな楽曲、ボーカルのTOSHI-LOWを中心とした圧倒的なパフォーマンスで知られ、日本をはじめヨーロッパやアジアなど海外でも精力的にライブ活動を行っている。今回、テレビCMやイベント企画などで対象の魅力を引き出してきた箭内氏が、バンドがふだん見せることのない素顔を赤裸々に浮き彫りにする。
箭内氏は、本作が初映画監督作品となったが「僕はこれまで、映画を監督するオファーを、すべてお断りしてきました。たぶんこれからもそうです」と吐露。「ただ、僕が知っている、ブラフマンの、愛すべきあの四人を、ただスクリーンに映すことであればできると、今回の受諾は、あくまでイレギュラーなものになりました」と明かす。それでも「何か凄いアクシデントが起きたり、血や涙が流れたり、そういった期待に応えることのできる映画には、絶対にならない気がしています」と語っている。
ポスタービジュアルは、ツアー先の福島・阿武隈川沿いに佇むバンドメンバーの後ろ姿が映し出され、ステージ上とは異なる姿をとらえた。20年走り続けてきた4人は、どこにたどり着いたのか。想像をかき立てるビジュアルとなっている。
「ブラフマン」は、7月4日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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